料理を楽しくする包丁の使い方

連載 | ハタケト仲間 この指とまれ! | 2 料理を楽しくする包丁の使い方

2021.12.24

ライフスタイルメディア「ハタケト」は、心の中に「ハタケ」をもち、自分らしく農と暮らす楽しさを紹介しています。

野菜を切る時間は楽しい

日常にあると嬉しいのは、自分に丁寧な時間。この冬は、包丁の「使い方」を見直してみませんか。少しのコツを知ると、簡単で、楽しく、スーッと切れる感覚はやみつきになり、きれいに切れた野菜を見ると、大げさではなく自尊心も高まります。

まずは包丁の基本

基本の姿勢として、足は肩幅に開き、包丁を持つ手と同じ側の足を斜め後ろ45度に引いて立ちます。

包丁の持ち方は、親指と人差し指で刃元を挟んで、残りの三本指で優しく柄を包むように。

まな板の上の野菜に対して、包丁を60度の角度で構えて、前に滑らせるようにして刃を入れていきます。

力を入れずに、包丁の重みでスーッと入るように切ると、トントントンという音もほとんど立ちません。野菜に気が付かれないくらい丁寧に包丁を入れると、切った断面もきれいで輝いて見えます。負荷をかけずに切ると、野菜も喜んでくれるはず(想像)。

大根の「拍子木(ひょうしぎ)切り」をマスター

切り方次第で違う味わい方ができるのが野菜の魅力です。今回は冬が旬の大根を使って、「拍子木切り」を覚えましょう。

5cm幅の輪切りにした大根の断面を真上に向け、端から1cm幅で包丁を入れていきます。

板状になった大根を、さらに繊維に沿うように1cm幅で切ります。

1cm角の拍子木切りができました。


拍子木切りは、ある程度の太さがあることと、繊維に沿って斬られているので、ほくっと感とシャキッと感が両方楽しめる切り方です。この大根にぴったりの調理は、炒め物と煮物の間のような「炒め煮」。ハタケトのコラムでは詳しいレシピと共に作り方もご紹介しています

(豚肉と合わせて、大根としょうがの炒め煮に)

丁寧に包丁を扱う時間が、野菜との日常を楽しむきっかけになりますように。

●この記事は以前にハタケトに掲載した記事から編集・転載したものです。

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