そば処の信州小諸に、煮干しの香る懐かしい中華そばのお店があった
島崎藤村ゆかりの地 小諸
北に浅間山を望み、川魚のウグイや鮎が悠々と泳ぐ千曲川のほとりに位置する古いまち。『旅情』(小諸なる古城のほとり)を書き残した文豪 島崎藤村(1872-1943)ゆかりの地でもある。日本海へ向かう旧北国街道沿いでは街並み保存の動きも進む。
それが今回ご紹介する「やまさだ」である。
タイムスリップした外観と店内
店内に入ると蔵造りで古木をふんだんに使った純和風、これは食べる前からテンションが上がる。
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煮干しの香りの中に優しい旨味
この煮干しの香り…鼻に入った香りが五臓六腑にまで染み渡るかのようだ。
スープの表面の油膜を優しく破り、まず一口。うまい!
煮干しのほかに豚のダシも加わるスープ。旨味が優しい中、脂はやや多め。香ばしさはの秘訣はこの脂なのか…思い巡らせるだけでも楽しい。
チャーシューは柔らかくて、メンマの固さが程よいアクセント。この2つの具はスープの中では脇役の振る舞い。でも、全体の味を引き締めているかのよう。
信州に来たらラーメンもあるよ!
中華そばやまさだ 長野県小諸市本町2丁目3-7 (11:00~15:00 月曜日定休)
店舗リンク
*サービス料金は「来店日時」の内容です。