北海道・旭川市のご当地グルメと言えば「旭川ラーメン」。市内には老舗から新店まで多くのラーメン店があります。市民にオススメ店を聞けば誰もが違うお店を口にするほど。その中から筆者も子どもの頃から親しんでいた老舗旭川ラーメン店をご紹介しましょう。
目次
旭川らうめん「青葉」とは
北海道の道北・旭川市のご当地グルメと言えば「旭川ラーメン」。札幌味噌・函館塩・旭川醤油と北海道3大ラーメンのひとつで、旭川市は北海道で人口比率に対しラーメン店が一番多い街です。旭川市内には老舗ラーメン店も多く、その中でも昭和22年創業の老舗店「らうめん 青葉」は、市内でも古くからあるラーメン店のひとつ。
筆者も子どもの頃からよく行っていました。今は3代目となった店主が昔からのファンや観光客、周辺のビジネスマンのランチタイムを支えています。
旭川らうめん 青葉
via mami sumimoto
外観も昔のまま。店内はカウンター席と、小さなテーブル席が3つとこじんまりとしています。平日・週末問わず、そしてオープンから閉店までいつもお客さんでいっぱい。この日も混雑をすることを踏まえ、オープン間際に伺いましたが既にカウンター席はほぼ埋まっていました。
活気のあるオーナーさん、お客さんへの細やかな気配りがうれしいホールのスタッフさん、お店全体が元気で和やかで、ラーメンのおいしさを更に盛り立てているのを感じます。
極寒の地・旭川でも冷めにくい!最後まで熱々のスープの秘密
旭川らうめん 青葉
via mami sumimoto
醤油ラーメンを注文しました。海の幸と山の幸を使ったお出汁のきいたダブルスープは、豚骨・鶏ガラ・魚介や野菜でじっくりとに出した奥深い味わい。筆者には昆布や鰹節のお出汁の味を強く感じました。大きなチャーシューと歯ごたえのあるおいしいメンマ、新鮮なねぎ。そして店名の入った海苔がトッピングされています。
旭川市内のラーメン店では昔から海苔がトッピングされているお店が少ないので、これぞ「青葉」と感じます。
細い麺と表面のラードは、最後まで熱々。寒い冬も冷めることなく熱いままおいしく頂けますよ。寒い旭川でラーメンが冷めない工夫です。
冬でも行列が絶えない、また食べたくなる味
旭川らうめん 青葉
via mami sumimoto
老舗ならではの味わいを3代目になった今もなお変わらず守り続けている「らうめん 青葉」。昔から変わらぬ味をいまも味わいたい!お客さんの期待に今も応え続けているからこそ、冬の寒さ・夏の暑さの中でも行列ができ、順番を待つお客さんが絶えないのでしょう。筆者もそんなひとり。子どもの頃に食べた「旭川ラーメン」に味わいのふるさとである
「青葉」のラーメンを食べながら、様々なことを思い出し懐かしむ時間でもあるのです。
◆旭川らぅめん青葉 本店
北海道旭川市二条通8丁目左8 二条ビル 名店街