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一番人気の担々麺と肉汁溢れる餃子を味わう「牡丹荘」【おいしい長野町中華】

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長野県在住のラーメンライター、たこにわです。ラーメン食べ歩きは40年以上、北は旭川、東は根室、西は長崎、南は石垣島まで訪麺しています。47都道府県制覇しました。僕は、ローカル色があり地味ながら頑張っているお店をみなさんにご紹介していきます。

目次

長野の本気の町中華

長野市の郊外にある人気の中華料理店「牡丹荘」
1974年創業で、2012年に現在地に移転して10年になるが、今なお安定した人気を誇るお店だ。
ひとつひとつのメニューに素材の力を全て引き出す「本気の町中華」とも言われている。
外からも気合を感じる

外からも気合を感じる

多彩なメニュー

町中華のお店では、メニューを見るのが楽しい。
「これもいいな、あっ、これも食べたい!」で、おそらくラーメン専門店で注文するまでの時間に比べて、その3倍から4倍かかるのではないだろうか。
筆者も同じだ。まずメニューが目を楽しませてくれる。
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絶品・担々麺と出合う

牡丹荘の一番人気は「担々麺」。これをどうしても食べたくて来たのだ。
お昼時なので、お得なセットを注文しよう。
好きなラーメンに餃子や唐揚げなどをセット(ライス付き)できるのがいい。
町中華に必須のメニュー、餃子をセットした(税込¥1,060)。
担々麺と餃子セット

担々麺と餃子セット

餃子セットには餃子が3つ付く。
この餃子、肉汁がぶちゅっと溢れ出す。もっちりした皮にきつね色に焼けた香ばしさ、これが本気の町中華と言わんとするところだろう。
そして主役の担々麺に行く。
スープをまずゴクリ。ゴマの香りが口の中に広がる。もの凄くコクを感じるスープだ。
自家製の辣油が程よいスパイシーさを醸し出す。つんと鼻と喉の粘膜を刺激するのがわかる。
意外なことに、後からじわじわと辛さが追いかけて来る。技巧派のスープとでも言おうか。
チンゲン菜と豚の挽肉がどんぶりに彩を与える。チンゲン菜の甘さでさらにスパイシーなスープを飲みたくなるし、ご飯もすすむ。

麺はやや中太の縮れ麺。スープの旨味と辛さを口の中に引き入れてくれる。
もっちりした美味しい麺、絶品である。

スープによく絡む縮れ麺

スープによく絡む縮れ麺

何度も行きたくなる牡丹荘

「メニューを見るのが楽しい」と書いたが、それ以上に町中華の大事なポイントがある。
それは、待っているときに、厨房から聞こえる音だ。
油で揚げている音、麺を掬っている音、フライパンで調理している音、店員さんのかけ声など、ライブ感があるお店は待つこと自体が楽しいしワクワクする。牡丹荘にはこれらがある。
お客から支持される要素として、町中華にとって重要なことだと思う。
ファミリーでもくつろげる店内

ファミリーでもくつろげる店内

店舗情報
牡丹荘
住所:長野県長野市稲里町下氷鉋227−8
TEL: 026-285-2755(取材時点での情報)
営業時間:11時00分~15時00分, 17時00分~21時00分 火曜日定休
http://botansou.com/
文・写真:たこにわ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。

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