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お家で地域グルメを楽しもう!ホットプレートで作る山口県の郷土料理「瓦そば」

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 今回は山口県下関市にある川棚(かわたな)温泉の名物料理「瓦そば」を紹介します!茹でた茶そばを瓦の上で焼きながら食べる「瓦そば」は、トッピングも豊富で具だくさん。さらに最後は瓦でカリカリに焼けた茶そばの食感も楽しい山口グルメです。本来はその名の通り「瓦」を使う料理ですが、今回はご家庭でも作れるようにホットプレートで代用。なかなか旅行には行けなかったとしても、家にいながら地域グルメを食べて”旅行気分”を味わってみては?

目次

瓦そばとは?

瓦そば
photo by PIXTA

 瓦そばは下関市・川棚温泉が発祥の郷土料理で、山口県の旅行・観光情報サイト「おいでませ山口へ」では下記のように紹介されています。

川棚温泉を中心とした山口県の名物料理として親しまれています。

明治10年、西南の役の際に熊本城を包囲した兵士たちが、焼いた瓦の上で肉を焼いて食べたという言い伝えから考案されたと言われています。

風味豊かな茶そばを、牛肉・錦糸卵・のりなどとともに熱した瓦の上に盛り付け、熱々をかつお風味の特製のタレに紅葉おろしを加えていただく、今や全国的に知られる存在です。

 現在では瓦そばを提供している飲食店も、山口県内各所で増えています。またご家庭で楽しめるよう、中国・四国・九州地方のスーパーマーケットでは茶そばとめんつゆがセットになった「瓦そばセット」が販売されているケースも。もちろん「瓦そばセット」が近所で手に入らなくても、乾麺の茶そばならスーパーマーケットでも比較的手に入りやすいと思います。

瓦がなくても大丈夫!

 「瓦そば」はその名の通り、本来であれば熱した瓦の上で食べる料理。本場・山口の瓦そばは、熱々の瓦の上で食べると絶品です。なのでもし将来山口県に旅行へ行く際は、ぜひ本物の「瓦そば」を楽しんでほしいと思います。

 しかし旅行へ出かけにくい今、まずはご家庭で楽しんでもらえたらと思い、今回は瓦の代わりにホットプレートで代用するレシピを紹介します。

瓦そば材料

[材料(2人分)]

  • 茶そば(乾麺)  2束
  • A 卵     2個
  •      塩     ひとつまみ
  • B 牛薄切り肉 150g
  •      しょうゆ  大さじ1
  •      酒     大さじ1
  •      みりん   大さじ1
  • めんつゆ    商品によって濃縮倍率は異なるため、商品説明をもとにつけ汁2人分を用意
  • 刻みのり    適量
  • 刻みネギ    適量
  • もみじおろし  適量
  • レモン     輪切り2〜4枚

[作り方]

1. 茶そばを、表示時間よりも少し短めに茹でる。
2. 茹で上がったら氷水で冷やした後、しっかり水気をきっておく。

茶そば 茹で上がり

3. Aの卵と塩を混ぜ、フライパンで薄焼き卵を焼く。(約2枚分)
 できたら取り出し、冷ましておく。

薄焼き卵

4. フライパンでBの牛肉と調味料を炒め、ある程度水分が飛んだらお皿に取り出しておく。

牛肉

5. 冷ましておいた薄焼き卵を千切りにして、錦糸卵を作る。
6. ホットプレートを熱して油をひき、そばを軽く炒める。

茶そば炒め中

7. そばを広げ、炒めた牛肉、錦糸卵、刻みネギ、刻みのりを盛り付ける。
8. 最後にレモンの輪切りともみじおろしを盛り付けたら完成!

ホットプレートでつくる瓦そば

 ちなみに瓦そばは「温めためんつゆ」で食べます。食べる直前に、レンジで温めると簡単です。 

 そして食べる時は、まずは薬味を入れずに茶そばを楽しみ、その後にお好みでレモンやもみじおろしを加えて楽しむと一度でいろいろな味が楽しめます。また食べている最中もホットプレートは保温のままにしておくと、最後にカリカリに焼けた茶そばも美味しいです。(焼きすぎて焦げないようにご注意ください。)

 やけどに注意さえすれば、お子様と一緒に牛肉や錦糸卵を盛り付けてみても楽しいと思います。
 なかなか旅行に行けない今だからこそ、ご家庭で地域グルメを楽しんでみては?

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