記録的な大雪や大雨、日照不足…。地球温暖化による気候変動は、自然環境や動植物、そして、私たちの生活に欠かすことができない農作物の生育にも大きな影響を与えています。
もうすぐ新米の季節。気候が米の出来栄えに与える影響や、気になる今年の作柄(※1)などについて、3人の“お米のプロフェッショナル”が対談を行った記事が公開されました。
※1農作物の出来具合
※1農作物の出来具合
目次
お米のプロフェッショナル”が対談
●気象変動が激しく、農作物の出来が不安定
-高温や低温、突然の大雨など、年々気象変動が大きくなり、農作物にも影響が出ています。予測するのは難しいし、対応する技術や人手も追いついていません。
-高温や低温、突然の大雨など、年々気象変動が大きくなり、農作物にも影響が出ています。予測するのは難しいし、対応する技術や人手も追いついていません。
●今年の天候は? 米の出来栄えはどうなる?
-8月上旬までの高温から急激な低温になった地域や、大雨が続いた地域もあったが、時期がずれていたり、短期間であったりしたため、米の出来栄えには大きな影響は出ず、生産量も平年並になると予測です。
-8月上旬までの高温から急激な低温になった地域や、大雨が続いた地域もあったが、時期がずれていたり、短期間であったりしたため、米の出来栄えには大きな影響は出ず、生産量も平年並になると予測です。
●米の出来栄えが変わったら、炊飯はどうしたらいい?
-水加減を調整すること、事前の浸水時間を延ばすこと、コース選択ができる炊飯器であれば「かため」や「やわらかめ」などを選択して炊くことなどを試していただきたいです。
-水加減を調整すること、事前の浸水時間を延ばすこと、コース選択ができる炊飯器であれば「かため」や「やわらかめ」などを選択して炊くことなどを試していただきたいです。
●米は密閉容器に移して低温で保存
-開封してから常温で保存すると乾燥してしまうため、密閉容器に入れて冷蔵庫での保管がお勧め。冷蔵庫が難しい場合は、風通しの良い冷暗所がベター。
-開封してから常温で保存すると乾燥してしまうため、密閉容器に入れて冷蔵庫での保管がお勧め。冷蔵庫が難しい場合は、風通しの良い冷暗所がベター。
●作柄によって炊き方を補正する新機能搭載の炊飯器がある
-IoT対応により、購入後もアプリと連携して炊飯プログラムを更新できる炊飯器が誕生しています。
-IoT対応により、購入後もアプリと連携して炊飯プログラムを更新できる炊飯器が誕生しています。
<対談メンバー>
永野邦明(一般社団法人 未来のタネ研究所)
西野入英幸(全農パールライス お米アドバイザー)
塚原知里(Panasonic Cooking @Lab)
永野邦明(一般社団法人 未来のタネ研究所)
西野入英幸(全農パールライス お米アドバイザー)
塚原知里(Panasonic Cooking @Lab)
今年の出来栄えに合わせた炊き方アップデート
【11月中旬よりアップデート開始】 出来栄え炊き分け(今年流)
その年の出来栄えに合わせた炊き方にアップデートすることで、毎年おいしいごはんを炊き上げます(※2)。
※2 すべてのコース、銘柄に対応しているわけではありません