ソトコト本誌で大人気の「発酵文化人類学」を連載中の発酵デザイナー・小倉ヒラクさんが新著『日本発酵紀行』を発行します! 渋谷ヒカリエにて、前代未聞の「発酵文化展覧会」も開催!
知られざる発酵文化を訪ね、47都道府県を旅した旅行記
渋谷ヒカリエ8階・ d47 MUSEUMにて4月26日(金)より開催される『Fermentation Tourism Nippon~発酵から再発見する日本の旅~』の公式書籍でもある、発酵デザイナー・小倉ヒラクさんの新著がこの度発行されます。小倉さんは展覧会の開催にあたり、全国各地の発酵文化を訪ねる「日本全国取材旅」を昨年の夏より約8ヶ月間かけて敢行。この貴重な旅の記録のアーカイブであると同時に、日本の発酵文化のアーカイブとも言える一冊が誕生しました。
山・海・島・街の暮らし
本書では、食文化・生物学・経済史・人類学など、様々なアプローチから日本の発酵文化の起源を探求。発酵文化は、その土地に生きる人の記憶そのもの。ローカル発酵食品を紐解くほどに、日本の食文化の多様性も見えてきます。この書籍には、日本に生きた様々な民族の暮らしがイメージできる、驚きのエピソードが数多く盛り込まれています。
微生物の気配にシンクロすれば、道が見えてきた。酒、醤油、味噌はもちろん知られざる発酵食品の現場まで。47都道府県の山、海、島、街を巡って、日本の歴史と未来を見出した前代未聞の発酵文化論。
知られざる奥深い日本食文化と、それを育む人々の暮らし。見たことのない発酵食品に魅せられる展覧会
小倉さんが日本全国47都道府県を実際に巡り、取材して出会ったローカル発酵食品を展示。その他、それらを仕込む道具や、取材で撮りためた写真、「そもそも発酵って何?微生物から見る世界って?」といった解説など、醤油や味噌、日本酒はもちろん、既存のカテゴリーには当てはまらないような摩訶不思議なものまで、その土地ならではの多種多様な発酵食品を紹介します。
発酵食品を紐解くと、長く受け継がれてきた人々の暮らしや、食にとどまらない、その土地の文化が見えてきます。47つの様々なローカル発酵食品からみる、郷土料理の多様性から、それらが育む人々の精神性を通して、日本の個性を再発見できる展覧会です。
会期中、会場では、展示には収まり切らない“取材旅”の記録が詰まった公式書籍や出展品の一部が購入できるほか、併設のd47食堂に出展品を使った特別メニューが登場。さらに、出展者を招いての角打ちやトークイベントなど、関連企画も多数開催。見て、聞いて、食べて、バラエティ豊かな日本の発酵文化を体験することができます。
「Fermentation Tourism Nippon ~発酵から再発見する日本の旅~」
https://static.d-department.com/jp/fermentation-tourism-nippon