アフリカ・ガーナにてからあげ屋台を運営する『YOOFIN(ヨーフィン)』(代表・関根賢人)が、からあげレストラン開業に向けてクラウドファンディングを開始し、公開6時間で目標金額達成しました。
目次
ガーナで唐揚げ屋さんとは
トップ画像でガーナの子どもが唐揚げを食べている写真ですべてが分かるような気がします。(ソトコトオンライン編集部)
プロジェクト概要
YOOFINは、『おいしいを通じて、農家さんの暮らしをより良くする』ことを目指し、現在アフリカ・ガーナにて小さなからあげ屋台を営んでいます。
ガーナに念願のからあげレストランをオープンするために、クラウドファンディングを開始。
※プロジェクトは2022年4月24日(日)まで公開中です。
※プロジェクトは2022年4月24日(日)まで公開中です。
からあげ×養鶏
YOOFINでは、調理に使用する鶏を農家さんに育ててもらいます。農家さんに養鶏を委託し、育ててもらった鶏を加工してからあげレストランを運営するモデルです。
鶏舎やヒナ、餌やノウハウなど、鶏飼育に必要なものを農家さんに提供し、YOOFINへの鶏や卵の納品を通じて成果報酬型の支払いを行います。
プロジェクトの背景
初めてガーナを訪れた際、首都アクラからおよそ7時間離れたアドゥトゥイエ村に一人たどり着きました。
家族のように迎え入れてくれ、一緒に農作業をしたり、料理をつくったり、子供たちと遊びまわったり。そんな暮らしを2ヶ月ほど一緒にする中で、家族仲良く幸せに生きる姿を見せてくれました。
しかしそれと同時に、ガーナの農家さんの現状も目の当たりにしました。
農家さんたちは、農業に対して真面目で、おいしい野菜を作るために一生懸命働いています。しかし、彼らが農業で得られる収入は、1日たったの2ドル。
農家さんたちは、農業に対して真面目で、おいしい野菜を作るために一生懸命働いています。しかし、彼らが農業で得られる収入は、1日たったの2ドル。
食べることが大好きな身として、身の回りの食材の生産者である彼らは恩人です。それなのに悩みを抱えていることがとても悔しくて、「どうにかこの状況を変えたい。」という気持ちが込み上げました。
チョコレートやナッツをはじめ、世界中の「おいしい」を作ってくれている農家さんの努力がもっと報われる社会にしたい。それが、農家さんと一緒にビジネスを始めようと思ったきっかけです。
また、この30年間で世界の貧困は激減したにもかかわらず、ガーナを含むサハラ砂漠以南アフリカ地域だけは貧困が増加しています。さらに、この地域における貧困層の約60%(=約5億人)は小規模農家。
大好きな食の生産者さんの状況をどうにか変えたい。アフリカでの小規模農家さんの所得向上に向けた取り組みは必須だと思い、その第一歩をガーナから始めたいと考えました。
代表プロフィール(関根賢人 / Kento Sekine)
1994年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。大学在学中にカフェ開業や海外農園での生活を経験し、小規模農家の魅力と貧困に関心を持つ。卒業後は「三菱UFJ銀行」勤務、1つ星「le sputnik」での料理人修行を経て、昆虫食スタートアップ「ANTCICADA」を創業。博覧会国際事務局総会inパリでは大阪府知事らと登壇し、2025大阪関西万博誘致に貢献。2021年9月に「YOOFIN Ltd.」をガーナにて設立。”おいしい”を求めて世界47ヵ国で食べ歩きしてきた。
この情報のまとめ
・ガーナで唐揚屋を作りたい
・現在クラウドファンディングを実施中
・最低目標はクリア。現在さらに挑戦中
・現在クラウドファンディングを実施中
・最低目標はクリア。現在さらに挑戦中