都内の中小企業向けにBCP関連事業を営む日本防災女子株式会社が、東京の創形美術学校と共同でデザインした防災グッズ収納袋に入った、女性目線で備える防災グッズの販売を7月25日(月)より始めます。
豪雨災害や震災時の備えとして、都内の中小企業向けにBCP関連事業を営む日本防災女子株式会社と創形美術学校が共同でデザインした防災グッズ収納袋に入った、女性目線で備える“女性防災セット99”の販売が2022年7月25日(月)に開始されます。
本商品では災害に対する備蓄に女性目線だけを取り入れ揃える為、多くの女性にとって意識を変えていく一助になりたいという想いから商品化しました。
この「女性防災セット99」は、中小企業で働く女性のアンケートより寄せられた意見を元に、サンスター株式会社などの協力を得てそろえました。
防災用女性グッズをより身近に感じてもらうために、女性たちの会社の机に入れておきたいと思える「グッズを入れる袋」の作成については、創形美術学校と連携し、校内コンペにて選ばれたデザインを元にしています。
日本防災女子株式会社の代表を務める堀口富美子氏は、阪神淡路大震災を経験し、現在は企業を経営する立場にあるなかでBCP(Business Continuity Planning、災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画)を自社に取り入れ、災害に対する備えを周りに伝えるようになりました。
もっと多くの企業にBCPが広まれば助かる命がある、という想いから日本防災女子株式会社を設立、同様の思いに賛同する協力者や地域金融機関からの紹介を経て、徐々にBCPを導入する中小企業が増えるなかで、企業が準備する備蓄品に女性が安心して被災を乗り切るためのグッズがないという声が多く寄せられるようになりました。
「女性のほんの少しの意識から、全国の意識を変えたい」という女性を中心として構成される同社ならではの気付きから、BCPを広く身近に置いてもらう構想ができあがり、デザインを決めるコンペの審査委員には、本プロジェクトに協力しているサンスター株式会社、豊島区役所、豊島法人会など幅広い関係者が参画しています。