今年度の「あざみ野フォト・アニュアル2023」は、2023年1月28日(土)~2月26日(日)に開催。現代の写真表現を紹介する企画展では「潮田登久子 写真展 永遠のレッスン」と題し、写真家 潮田登久子(うしおだ・とくこ)の個展を開催します。また「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」では、写真にまつわる様々な「距離」をキーワードに、写真技術の発展と写真表現の関係を探ります。
冷蔵庫、本、そして家族。身近な存在にカメラを向け続けた写真家 潮田登久子の作品、約130点を展示
潮田登久子 写真展 永遠のレッスン
▶https://artazamino.jp/event/azamino-photo-2023
1940年 東京都生まれ
1963年 桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業
【主な写真集】
1996年 『冷蔵庫/ICE BOX』Beebooks(光村印刷株式会社)
2016年 『みすず書房旧社屋』(幻戯書房)
2017年 『先生のアトリエ』、『本の景色 BIBLIOTHECA』(いずれも幻戯書房)
2022年 『マイハズバンド』(torch press)
【主な受賞歴】
2018年 第37回土門拳賞(毎日新聞社主催)、日本写真協会賞作家賞、第34回写真の町東川賞国内作家賞
2022年 Paris Photo–Aperture PhotoBook Awards 審査員特別賞(写真集『マイハズバンド』)
写真にまつわる「距離」をキーワードに、写真技術の発展と写真表現の関係を探る
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離
▶https://artazamino.jp/event/azamino-photo-2023-collection
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の発展に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクションを 平成5・6年度に取得しました。これらは、世界のカメラと写真の歴史が総合的にたどれるものとして高く評価されています。
横浜市民ギャラリーあざみ野では、本コレクションを収蔵・管理するとともに、年1回のコレクション展、アートフォーラムあざみ野エントランスホールの小展示、WEBなどを通じて、皆様にご紹介しています。
▶コレクションデータ・ベース https://jmapps.ne.jp/azamino/
横浜市民ギャラリーあざみ野
展示室やアトリエを美術活動をされる方々へ提供するほか、年に3回の企画展や、講座・ワークショップ、コンサートなどを開催しています。さまざまなジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向け、現在進行形のアートを紹介し、創造性溢れる表現活動を幅広く育み、人と人とが交流する市民と創造活動の「出会いの場」をつくることを目的としています。
〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内
TEL 045-910-5656 FAX 045-910-5674
アクセス:東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野駅」徒歩5分
指定管理者:公益財団法人横浜市芸術文化振興財団