養殖で出来たフレッシュなキタムラサキうにとキャビアのセット販売が、12月1日より北三陸ファクトリーオンラインECサイトにて販売を開始。
はぐくむうに×平家キャビアのセット商品について
春から夏にかけての旬の時期にしか食べられない生うにを、冬の時期にもお召し上がり頂けます。
北三陸ファクトリーは「地域と水産業の未来を創る」というビジョンを掲げ、海の砂漠化とも⾔われる「磯焼け」問題を解決すべく、磯焼け海域に⽣息するうにを海から回収しカゴに⼊れ、研究を重ねて開発した飼料を与え、天然の生うにと比べても遜色のない実⼊りの良いうにを⽣産する仕組みを開発しました。
日本三大秘境と言われる椎葉村。
平家キャビアは、約8年の歳月をかけ椎葉の清流で育てられたシベリアチョウザメから採卵されます。
厳選されて採卵されたキャビアは、特別にブレンドされた塩に低濃度で漬けられます。
低温殺菌を行っていないフレッシュキャビアなので、素材本来の味をお楽しみいただくことができます。
商品価格:30,000円(税込)
商品内容:キタムラサキウニ100g塩水パック/キャビア20g
商品予約期間:2022年12月15日~
商品発送期間:2022年12月末から順次発送
ご注文方法:WEBにてご予約を承ります。
WEB予約URL:北三陸ファクトリーECサイトにて12月15日予約ページ公開予定
https://kitasanrikufactory-store.com/
地域の未来を創る二社のサスティナブルな養殖技術とは
・背景と課題
この礒焼けの問題は海の環境悪化を助長するだけではなく、水産業自体を脅かす深刻な世界的問題になっています。
北三陸ファクトリーは、磯焼けによる餌不足で実⼊りが悪くなった痩せウニを廃棄するのではなく、美味しいウニとして商品に変える取り組みを始めました。
駆除・廃棄されていた身入りの悪いうにを採捕し、うに用生簀に収容、2カ月から10週間の給餌により、身入り、色、品質を大幅に改善し、天然と遜色のない美味しさを実現することに成功しました。
うに再生養殖の仕組みは、北海道大学らと6年以上の月日をかけて開発したものです。これにより、本来うにが流通しない秋冬にも出荷が可能になり、海の環境を守るだけではなく地域の産業の新たな基盤にもなり得ます。
北三陸ファクトリーでは、うに再生養殖を通じて⽔産の未来を創るこのうにを、“豊かな⾃然と地域を様々な⼈と⼀緒に育む”という願いを込めて「はぐくむうに」と名付けました。
複数のうに再生養殖に取り組む地域と共に、「はぐくむうに」として共通のブランドで販売を行っています。
キャビアの親は「チョウザメ」という魚ですが、実は、29種中21種がすでに絶滅している魚です。
現在、世界のキャビア市場は、200億〜500億円程度しかないと言われております。
この市場の拡大速度は、養殖コストが高止まりし、乱獲や密漁は止められないとも言われている状況です。
キャビア王国では、日本人にとってなじみの薄いキャビアはブルーオーシャンだと考え、日本人の舌に合うキャビア作りに挑戦しました。
既存の市場で勝負するのではなく、新しい市場を開拓し、需要量の増加を目指すことで生産量を増やすことでコストを削減を実現し、販売価格を下げるというサイクルを実現しています。
キャビア王国では、絶滅危惧のチョウザメを守りながら、密漁や乱獲のないキャビア市場を目指し販売を行っています。