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【開催】3Dフードプリンターで作った食感が食べ放題!-3D構造体食感ビュッフェ-

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2023年1月29日(日)に、コンピュテーショナルデザインの手法から生み出された未知の食感を調理し実食する会、「3D構造体食感ビュッフェ」を開催します。

目次

イベント概要

開始:2023年1月29日(日)14:00
終了:2023年1月29日(日)16:00
会場:砂箱
(東京都世田谷区北沢2丁目6−4 ミカン下北 E街区2F)
申し込みフォーム : https://230129-mxp.peatix.com/
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私達はコンピュテーショナルに食感を生み出すことを目指して、約一年かけて議論と実験を重ねてまいりました。その過程で生まれた様々な構造体たちを、3Dフードプリント技術を使い食べられる構造体としてみなさまにご提供します。私達の一年間の成果を食感のビュッフェとしてお楽しみください。

3D構造体食感ビュッフェでは、ライスジュレ(https://www.yanmarmarche.com/food/products/ricegelee/ )で作られた様々な食感を提供いたします。構造体自体はライスジュレ=お米で構成されており、味付けはされておりません。ぜひ参加者の皆さまには食感を引き立たせる調味料をお持ち寄りください。

また、構造体はそのままでも食べられますが、煮る焼く揚げるなどの調理と、持参頂いた調味料による味付けを現地で行っていただくことが可能です。

参加者の皆さまとともにコンピュテーショナルに生成された食感の楽しみ方を探求し、最高にうまい食感の作り方をレシピ化します。

直感ドリブンデザイン型食感リサーチプロジェクト

従来の食感デザインでは、体験バックキャスト(未来予測)型の食感アプローチにおける食感デザインのプロセスを採用するのが一般的なアプローチであると言えます。

このアプローチにおいてはデザイナーにある程度の食への経験値が必要となり、ある種業界的に非常に閉じられている中で、誰もが持ち合わせている五感や人生経験を活かすことで、斬新な成果物を生み出すアプローチとしてMetalium合同会社が提唱する「直感ドリブンデザイン」のプロセスを食感デザインへと適応するためのリサーチプロジェクトとして本企画はスタートしています。

3Dフードプリンタによる「調理技法・生産工程・食体験」の拡張を行うByte bites株式会社と共同にて企画を行うことで、これからの食設計の未来について幅広く示唆を得る目的にて実施しました。

▼3Dプリント前の食感
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▼フードプリンタで印刷された食感(画像は開発中のものです)
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▼収穫された食感
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未来の食感デザインのこれからについて

デジタルファブリケーションの普及によって開かれたMakerの時代を経て、ハードウェアの領域から始まった⺠主的なものづくりのエッセンスは様々な領域へ流れ出し今まさに⾷の領域がその新しい考え⽅を受け⼊れつつあります。

それはMakerの時代の始まりだったように専⾨性を持つ⼈のみではなく、今まで飲⾷の経験がなく全く違った専⾨性を受け⼊れることにより全く新しい発想のプロダクトやサービスが⽣まれるまさに前夜であると⾔えます。

本イベントにおいて、「フードエンジニアリング」「フードデザイン」など新たな職能を示唆するものになればと思います。

WHO WE ARE『コンピュテーショナル食感デザインプロジェクト』

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オノマトペ食感ジェネレータを開発するためのオープンディベロップメントミーティングです。
Melt.の浅井、斎藤とフード3Dプリントを軸にした事業を展開するByte Bites inc.の若杉さん、IACILS主催の市川さんと共にコンピュテーショナルデザインの技術を使った食感生成の実現に向けて月イチでオンラインディスカッション会や、フードプリンタを用いた食感を楽しむフードの開発を行っています。
▼主催
【高次素材設計技術研究舎 -Melt.】
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私達、高次素材設計技術研究舎(Melt.)は、感性・技術を分け隔てなく取り扱いクリエイティブにおける発想のジャンプをもたらすデザインプロセスを”高次素材”と定義し、その設計手法の探求と一般化を指針として活動しているオープンラボです。
https://fabcafe.com/jp/labs/nagoya/melt
【Byte Bites inc.】
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デジタル技術を用いた食づくりで、時間や場所の制限を超えた食体験の実現し、「いつでも・どこでも・だれでも食を楽しめる社会づくり」を目指す。主にデジタルデータを元に食品を出力する機械、3Dフードプリンタを組み合わせることで、食のパーソナライズや、食感のデザインなど、これまでにない食体験の実現を開拓していく。
https://byte-bites.com/
【国際芸術複雑情報生命学会(IACILS)】
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国際芸術複雑情報生命学会(IACILS)では、生活者が自らの属性に縛れることなく未知の分野に触れること、そこから浮かび上がってくる生み出される新しい体験を議論すること、それからそれを社会に実装していくことを目標としています。
https://fabcafe.com/jp/labs/nagoya/iacils/
Sponsor
ヤンマーマルシェ株式会社
武蔵エンジニアリング株式会社

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