グルメメディア『ヒトサラ』は、本日2023年1月24日、2022年にもっとも輝いたシェフ・レストランをたたえる『Best Chef & Restaurant 2022 – 2023』において、全国のシェフ投票をもとに選出された100店舗100人を発表しました。
10回目を迎えるヒトサラアワード、シェフたちが選んだシェフ100名を発表
ヒトサラの人気コンテンツ「シェフがオススメするお店」に寄せられた推薦数をもとにノミネート店を選出し、プロの料理人たちからより詳しいアンケートを実施。回答をもとにヒトサラ編集部が厳選した100店舗100人を、2022年のベストシェフ&レストランとして発表しました。
初登場の話題店、若手シェフ躍進・・・40店舗が初受賞、18店舗が殿堂入り
さらに、若手の大躍進も。若干23歳で銀座に店を構えた日本料理界の新星【いづく】の崎 楓真さんをはじめ、2022年7月、石川県にある小松観音下に廃校を利用したオーベルジュをオープンした【オーベルジュeaufeu】の糸井 章太シェフ、【noma】の遺伝子を受け継ぐ【INUA】でスーシェフをしていた【SOWER】のコールマン・グリフィンシェフなど、話題の若手シェフたちも初登場。
「3つ帽子」を受賞した中でも、料理部門では日本人初となるフランス料理界最高峰の称号「M.O.F.」を受けた【ガストロノミー“ジョエル・ロブション”】エグゼクティブシェフ・関谷 健一朗シェフ、そしてプロの料理人から「卓説した才能とセンスの持ち主」と絶賛される【SÉZANNE】ダニエル・カルバートシェフが圧倒的な支持を得ています。
また、本アワード常連組の【Quintessence】岸田 周三シェフ、【ESqUISSE】リオネル・ベカシェフ、【Nabeno-Ism】渡辺 雄一郎シェフ、【cenci】坂本 健シェフなど、過去5回以上入賞された計18店舗が今回のアワードで殿堂入りとなりました。
【日本料理 帝国ホテル 寅黒】https://hitosara.com/0004046604/
【いづく】https://hitosara.com/0004046621/
【オーベルジュeaufeu】https://hitosara.com/0031555170/
【SOWER】https://hitosara.com/0031538041/
【ガストロノミー“ジョエル・ロブション”】https://hitosara.com/0004046601/
【SÉZANNE】https://hitosara.com/0004046562/
【Quintessence】https://hitosara.com/0006060329/
【ESqUISSE】https://hitosara.com/0006064610/
【Nabeno-Ism】https://hitosara.com/0006080400/
【cenci】https://hitosara.com/0006068304/
『Best Chef & Restaurant 2022 – 2023』受賞シェフ&レストランはこちら:
https://hitosara.com/contents/award/
副賞として「郊外で注目を集めるシェフ」も選出─「地方の豊かさ」を再評価
本アワードではその傾向を反映し、特に多くの支持を集めた5名のシェフの方々を「郊外で注目を集めるシェフ」としてご紹介します。
「郊外で注目を集めるシェフ」受賞シェフと推薦コメント(一部抜粋)
(https://magazine.hitosara.com/article/11/)
・野菜、家畜、家禽、最初の素材を見せるプレゼンテーションの説得力が凄い
・行くたびに、レストランのクオリティが上がっている
(https://hitosara.com/0004046551/)
・地方のレストランが注目されていなかった20年以上前から少しずつ評価を高め、
日本No.1のファームレストランになった
・一地方のオーナー無しの個人店のシェフが料理の力で世界的に活躍できる事を証明した
(https://hitosara.com/0031356231/)
・地域の食材を活かし、澄んだ料理を仕立てられているから
・素材へのリスペクト、地産地消、最高の素材、お客様へのおもてなし、全てが素晴らしい
(https://hitosara.com/0006101635/)
・福井の土地の豊かさが体感できた
・もてなしがとても気持ち良い
(https://hitosara.com/0031492338/)
・料理人の新しい働き方を示していると感じる
・ストーリーがありながらも単純に美味しかった
傾向と考察─ヒトサラ編集部
それでも関係者の方々は、スタイルや収入のポートフォリオを変更しながら努力を重ねてこられました。徐々に次のステージは見えてきている印象です。
インバウンド・ニーズも高まりをみせました。地方コンテンツの見直しも活発になり、首都圏にも実力派のお店がオープンしたり、若手から大御所までシェフたちの意欲的な挑戦が見られたのも昨年の特徴でした。この勢いは大都市や地方の再開発の流れと相まって、2023年は加速するものと思われます。
コロナによっていい意味での淘汰は行われました。ますます本物志向、未来志向が求められる時代になってきているように思えます。