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【あの話題の菓子がデビュー】奈良国立博物館「聖地南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝」

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奈良の老舗和菓子店「萬々堂」は京都の一休寺の一休寺納豆を使用した菓子「通無道」を今夏奈良国立博物館で開催される「聖地南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝」展(以下南山城展)の物販にて販売することになった。

目次

【とんちの世界が現実に!】

通無道は元々、NHKオトナの一休さんの作画で知られるイラストレーター「伊野孝行」氏の著書「となりの一休さん」に創作とんち漫画として描かれたもの。
一休寺副住職の田邊宗弘氏がこれに着想をえて奈良の老舗和菓子店「萬々堂」と開発。萬々堂の銘菓「ぶと饅頭」をアレンジし餡に一休寺納豆を加え形は禅寺ならではの円相をかたどったドーナツ形にした。

【一休寺納豆が銘菓に新しい息吹を与えた】

一休寺納豆は中国の豆鼓が室町期に日本の禅寺に伝わったもの。日本では八丁味噌がその味に近い。一休寺納豆の塩味が餡の甘さを引き立て、ぶと饅頭をベースにしながらも新しい味を作り出すことに成功しました。一休寺納豆は一休禅師がその製法を寺に伝えたもので毎年、七月の暑い時期に仕込みます。この時に仕込んだものを一年間天日で熟成させます。最近では和食だけではなくイタリアンフレンチなど幅広く多くのシェフに愛される食材となっています。

【パッケージのこだわり】

今回、南山城展の物販に販売するにあたってパッケージデザインを奈良のデザイン会社うぶすなに依頼しました。うぶすなは奈良出身のデザイナー上浦夫妻によるデザイン会社で東京の奈良のアンテナショップ「奈良まほろば館」をはじめ奈良のアイデンティティを感じさせるデザインを多く制作してきています。京都と奈良の文化を合わせ持った南山城を感じることが出来るデザインとなっています。これまで一休寺とは一休フェスのポスターなど多くの仕事を手掛けてきました。
http://www.ubusuna-d.com/
 (200282)

 (200283)

【「聖地南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝」展とは】

京都府の最南部、奈良市に隣接する地域は旧国名の山城国にちなんで、いま「南山城」と呼ばれています。なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な地であり、仏教の伝来後、7世紀にはこの地域でも寺院の建立がはじまりました。奈良と京都を結ぶ地として、また奈良仏教の最北端のエリアとして各時代の仏教聖地としてあり続けました。本展は、5か年に及ぶ保存修理が完成した浄瑠璃寺九体阿弥陀像のうち2軀を修理後初公開するとともに、その優美な姿を寺外で拝することのできるまたとない機会となります。

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【商品情報】
商品名 通無道
価格 1150円(5個入り)
購入可能場所 奈良国立博物館 「聖地南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝」展物販ブース
販売期間 2023/7/8~2023/9/3 聖地南山城展示期間中
■萬々堂通則
奈良県奈良市橋本町34
TEL  0742-22-2044
HP https://www.manmando.co.jp/

■酬恩庵一休寺
京都府京田辺市薪里ノ内102
一休禅師が室町時代に再興した禅寺。晩年をこちらの寺で過ごした。
http://www.ikkyuji.org/

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