ホテル「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」では、新たな日本ワインの銘醸地として確固たる地位を築く長野県産ワインの魅力に出会う「信州ワインウィーク」を12月に開催いたします。浅間山南山麓、凛として清々しい冬の空気に包まれる“森のグラン・オーベルジュ”で、温かな料理ともてなし、そしてペアリングによる信州ワインの知られざる魅力を心ゆくまでお楽しみください。
空気が澄み渡る冬の御代田。時には、“霧氷”が創り出す銀世界も
12月、御代田の森は、凛として清々しい冬の空気に包まれます。紅葉を終えて落葉した広葉樹がある一方で、背の高い針葉樹がエバーグリーンの香りを放ち、ホテルの後ろに聳える浅間山の斜面には、カラマツの森が大きく広がっています。
そんな森では、気温や湿度、風など、いくつかの気象条件が重なることで出会える、冬ならではの神秘的な景色、“霧氷(むひょう)”といわれる自然現象が稀に起こります。
年間降水量が少ないこの地域では、雪こそ積もるほど降りませんが、氷点下で凍った霧や水蒸気が、樹木や植物、建物などに着氷し、辺り一面が美しい彫刻のような銀世界へと一変することがあるのです。
運が良ければ、そんな特別な景色にも出会える「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」の冬の滞在は、どこにも出かけず、のんびりとお部屋でリラックスして温泉と美食を楽しんだり、すべてのゲストに開放された「TAKIBIラウンジ」で森や空を見上げながら火を囲み、ソムリエ特製のヴァンショー(ホットワイン)を片手にマシュマロ焼きを楽しんだり。皆さま思い思いの時間を館内でゆったりと過ごされます。
12月の「信州ワインウィーク」もまた、冬の滞在を楽しくするためのイベントのひとつで、滞在時間のすべてをひとつのフルコースに見立てた“One Stay, One Full Course”というホテルのコンセプトに寄り添っています。滋味を蓄えた冬の食材を使った美食とともに、土地の個性を凝縮したワインを味わい、その香りや味覚から、御代田という土地で新たな記憶を重ねてみるのはいかがでしょうか。
信州ワインの多様性に出会う8日間
2022年6月以来、四半期ごとの開催で人気を博してきた「信州ワインウィーク」。7回目となる今回は、12月15日(金)〜12月22日(金)の8日間で開催されます。
「信州ワインウィーク」限定企画として、ペアリング付き宿泊プランを販売するほか、期間中の毎日16〜17時、信州ワインのテイスティングができるワインサロンを本館5階レストラン「ラ・ルミエール・クレール」に設けます。当ホテルのソムリエが厳選する4種の信州ワインをアペリティフとして、本館1階のフランス料理レストラン「ル・グラン・リス」でのディナーペアリングまで、ひと繋ぎで信州ワインの魅力を堪能していただけます。
12月15日(金)には、ペアリングのラインナップにも入る「リュードヴァン」の代表取締役で、醸造家でもある小山英明(こやま・ひであき)氏をワインサロンにお招きし、造り手のお話を直に聴きながら「リュードヴァン」のワインをテイスティングしていただけます。それ以外の日には、当ホテルのソムリエ8名が、日替わりで信州ワインをご用意し「プチサロンテイスティング」を開催。ワイナリーごとの個性と地域の多様さ、そして魅力をソムリエならではの視点でお伝えします。*12月22日(金)も、ワイナリーからゲストをお招きしてのテイスティングイベントを予定
桔梗ヶ原ワインバレー「ヴォータノワイン」を含むワイン5銘柄に、日本酒1銘柄を加えたペアリング
限定プランのディナーにペアリングさせるワインには、「千曲川ワインバレー」に加え、新たに桔梗ヶ原ワインバレーから「ヴォータノワイン」のワインもご用意しました。桔梗ヶ原ワインバレーは長野県のほぼ中央、塩尻市桔梗ヶ原を中心として広がる地域。この地でワイン用ブドウの栽培が始まったのは明治23年(1890年)、県内のワイン銘醸地の中で最も古い歴史を持ちます。現在も老舗ワイナリーから気鋭の小規模ワイナリーまでが林立し、日本ワインの先進地のひとつとしても知られています。
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」にいる8名のソムリエが、今回もワインを厳選。食材の味が濃く深くなる冬の料理に合わせることを考え、ワインも力強さと個性を重視し、入手困難といわれる「テールドシエル」をはじめ、日本全国から注目される千曲川ワインバレー、桔梗ヶ原ワインバレーの造り手によるワインを集めました。
ディナーペアリングで提供する銘柄(予定)
— NV リュードヴァン・エスプリ
— 2021 テールドシエル(ソーヴィニヨンブラン・アンベトン)
— 2021 リュードヴァン(シャルドネ・コリヌドール)
— 2020 ヴォータノワイン(メルロー・アイ)
— 2018 ファンキーシャトー(カベルネソーヴィニヨン)
— ソムリエセレクトによる地元・佐久市の日本酒
世界が認める名醸地へと躍進を続ける「信州ワインバレー」の魅力的なワインと、御代田ならではのフランス料理がマリアージュする一夜をぜひお楽しみください。
御代田のテロワールを表現するホテルとして
「食」を軸に地域との関係を深め、地元に貢献できるホテルになる——。
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」のメンバーたちがそうした目標を掲げる中で、総料理長・柳原章央(やなぎはら・あきお)は開業前から御代田町や東信州の生産者を訪れ、小規模ながら安全かつ丁寧に作物を育む皆さんとの繋がりを深めてきました。収穫してすぐ届けられる旬の野菜の力強さと瑞々しさ、ストレスのない環境で育った牛肉や魚の生命力に満ちた味わいに感動し、大きな刺激を受ける中で、柳原は「この土地の恵みを味わう料理をお客様に食べてもらい、元気になって帰っていただきたい」という思いを強めていきました。
ひらまつらしいフランス料理の中に信州食材の魅力を散りばめ、土地の個性を表現する柳原の料理。その味わいをさらに豊かにすべく、ソムリエが提案する信州ワイン。その二つが織りなすマリアージュは、御代田のテロワールそのものです。
「信州ワインウィーク」の開催期間、すべてが美食のために整えられた森のグラン・オーベルジュ「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」では、日常で出会えない特別なこの土地ならではの食の体験をご用意して、ゲストの皆さまをお待ちします。
「信州ワインウィーク」詳細
千曲川ワインバレー&桔梗ヶ原ワインバレー ペアリングディナー/フランス料理 夕食・朝食付
宿泊期間:12月15日(金)~ 12月22日(金)
料金:63,600円~(1室2名様ご利用時の1名様料金、消費税込み)
・ご夕食/フランス料理(千曲川ワインバレーと桔梗ヶ原ワインバレーの銘柄を中心にしたワイン、佐久市日本酒のペアリング)
・ご朝食:新鮮な高原野菜やスープなどの洋朝食
● 【イベント】
ソムリエが語るプチサロンテイスティング
日時:12月15日(金)~ 12月22日(金)16:00~17:00
会場:本館5F「ラ・ルミエール・クレール」(期間中ご宿泊のお客様対象、参加費無料)
12月15日(金)は、「リュードヴァン」ゲスト/代表取締役 小山 英明氏をお招きします。
「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」概要
【施設名称】THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田
【英文表記】 THE HIRAMATSU KARUIZAWA MIYOTA
【所在地】長野県北佐久郡御代田町大字塩野375番地723
【階数】地上5階建、ヴィラ 平屋建、アネックス 地上2階建
【客室数】37室(本館28室・ヴィラ9棟)
【客室タイプ】<本館> デラックスツイン(79-85㎡ )、ジュニアスイート(98-106㎡ )、御代田スイート(117-118㎡)、ザ・ひらまつ スイート(132㎡ )<ヴィラ> テラスヴィラスイート(122㎡ )、ヴィラスイート(122㎡ )、ドッグヴィラスイート(122㎡ ) ※テラスを除く屋内面積
【レストラン】フランス料理「Le Grand Lys (ル・グラン・リス)」(ディナー/コースのみ)
イタリア料理「La Lumière Claire(ラ・ルミエール・クレール)」(ランチ、ディナー/コース・アラカルト)
【その他付帯施設】ラウンジ、TAKIBIラウンジ、アネックス、温室 ほか
【面積】建物面積4,723.02㎡ 、延床面積9,804.77㎡ 、土地面積61,066.29㎡
【開業日】2021年3月16日