富山県総合政策局 地方創生・中山間対策室は、『真白の恋』でデビューを果たし「もみの家」で話題となった富山県出身の新進気鋭映画監督、坂本 欣弘氏を起用した最新動画を11月13日(金)に公開しました。公開動画は、富山県の四つの中山間地域で生きる人々と大自然を描いたドキュメンタリーとなっています。
制作背景
富山県の中山間地域の振興に情熱を傾ける人々にスポットを当て、その活動内容を掘り下げていくことで、その人たちの地域への想いを通じて、中山間地域の魅力をPRする動画の制作をしました。県内外に広く効果的に発信することで、富山県の中山間地域に魅力を感じてもらい、居住先、訪問先等として「選ばれる中山間地域」を創出するものです。
動画概要
富山県の感動的な大自然の中で、そこに生きる人々の暮らしと活動にフォーカスします。まるで映画のワンシーンのような映像美の中、その地の人々が持つそれぞれのストーリーをご紹介します。
(1)八尾編
大阪でイタリア料理の修行をし、世界大会で2位となった腕前の女性は、地元富山に戻り大長谷で開業。そして、旧市街地で観光拠点を立ち上げた女性は街の賑わい創出を目指す。自然と文化のコントラストの中で繰り広げられる彼女たちの生き方を追った。
(2)朝日編
「今後は雇われるのではなく、自ら稼ぐ時代」とご夫婦で静岡から朝日町に移住した夫妻。美しい大自然の中でたくましく、そして自分らしく生きる姿から大きなエネルギーを感じることでしょう。
(3)井波編
木彫の里として有名な南砺市井波地区。日本遺産にも認定され注目を集める井波には、外部から来た人と一緒に文化を築きあげてきた歴史があった。100年後の井波文化を創り出す為に、「物を残すのではなく、人を残す」。土徳文化に「自らを進化させていく力」を加えた新たなまちづくりを行う彼らの取組みを追った。
(4)氷見編
海越しの立山連峰が美しい氷見市。そこに移住して暮らし始めた若者たち。移動スーパーやコミュニティスペースを運営する人。移住をサポートする人、企業をサポートする人など、様々な方面から地域を盛り上げる魅力的な街を追った。