東日本大震災によって被害を受けた食産業の長期的支援を目的とした「東の食の会」(東京都品川区)が、福島の農業と地域活性化を目的とした体験型農場「ワンダーファーム」(福島県いわき市)と連携し、同農場で栽培したトマトを使った発泡酒「WONDER GOLDEN EYE」のネット販売を開始しました。
「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」
累計 600万缶、20億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)をリブランディングした「358 (サゴハチ)」などの商品開発プロデュースを行い、「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をキャッチフレーズに東北の食からヒット商品を生み出している2011 年創設の「東の食の会」。
2020年7月にワンダーファームで栽培するトマトを使った発泡酒「WONDER GOLDEN EYE」をプロデュースし、地域内外で店頭販売を行なってきましたが、全国へ販路拡大すべくネットでの販売を開始しました。
トマト果汁50%使用の発泡酒「WONDER GOLDEN EYE」
ワンダーファームは、東日本大震災後の福島の農業と地域活性化を目的に『五感を耕す。農と食の体験ファーム』をコンセプトとして2016年にオープンした体験型農場。日照時間が長くトマトの栽培に最適な福島県いわき市の耕作放棄地を利活用し、国内最新鋭のトマト栽培ハウス、レストラン、物販施設、加工施設、体験施設を備えています。
同農場では東北有数の生産量があるトマトを活用した様々な事業を展開。昨夏、太陽の恵みがたっぷり詰まったブランドトマト「サンシャイントマト」の果汁を50%使用した発泡酒を開発しました。
アルコールとしての味わいに加え、トマトそのものの魅力を凝縮し、サラッとした飲み心地と、スッキリとした甘み・酸味を感じる味わいを実現しました。

ビールとトマトジュースを合わせるカクテル「レッドアイ」は赤いですが、この「ゴールデンアイ」は黄金色。味はどのように違うのでしょう。福島の豊かな自然と、さんさんと降り注ぐ太陽の恵みと、太陽に照らされたトマトと、忘れてはならない東北の長年の苦悩と挑戦に思いをはせながら味わってみてはいかがでしょうか。
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