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知っているようでまだまだ知らない?紙とオフセット印刷の4つのこと

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長野県松本市に工場を構える藤原印刷という会社をご存知だろうか。印刷から製本、納品に至るまで、一文字一文字に心を込め、一冊一冊を大切にしながら本をつくる、「心刷(しんさつ)」の姿勢をもとに、出版社のみならず読書好きの方からも多くのファンが存在している。

そんな藤原印刷が2020年1月14日(火)~18日(土)の5日間、平和紙業株式会社との共同主催「効果のある/なしの境界線」展—知っているようでまだまだ知らない紙とオフセット印刷の4つのこと—を、ペーパーボイス東京にて開催する。

フライヤー

紙や印刷業界の展示会というと、複雑な印刷手法を用いた、技術力の高い作品が多く並ぶ一方で、“紙や印刷のことを熟知していないと難しくて展示内容がよくわからない”、“普段の仕事ではなかなか活用しにくい”、などといった声もあるという。そこで、「紙×印刷で起こり得る、もっと身近な事例を取り上げた展示会をしよう!」と、今回の企画がスタートした。

身近な事例とは、「金インキを使って刷ったのに黄土色になった」、「黒い紙に白インキを刷ったらグレーになった」などなど、使ってみたい紙とインキでも、組み合わせによってその効果が大きく変わってしまう、というもの。しかし、何種類もの紙で試してみることはそうそうできることではない。

そんなジレンマを解消すべく、今回の展示会では①残念な金、②残念な白、③微妙なニス、④なぞの奥行、というデザイナーあるあるとも言える4つのテーマを設け、藤原印刷のオフセット印刷と平和紙業のファンシーペーパーの様々な組み合わせで、効果のある/なしを検証していく。

\こんな方におすすめ/
・デザイナーやアートディレクターなどデザインに関わる方
・フォトグラファーやイラストレーターなど印刷と関わる方
・出版社の編集者や制作部門など印刷会社と関わる方
・マーケティングや販売促進など印刷発注に関わる方
・紙や印刷が好きな方

しかも、今回は全ての展示品が持ち帰れるとのこと!
紙の見本帳と同サイズのものが展示予定とのことなので、見本帳に挟んで、紙や印刷の悩みを少しでも解決するツールとして活用できるかもしれない。

▽イベント概要
会期:2020年1月14日(火) ~1月18日(土) 9:00 ~ 17:00
※入場無料、どなたでもOK!

▽場所
平和紙業株式会社 ペーパーボイス東京 〒104-0033 東京都中央区新川1-22-11
・東京メトロ日比谷線・東西線[茅場町駅]4B出口より永代橋方面へ徒歩7分
・都営バス東京駅丸の内北口より錦糸町線[永代橋]バス停前
http://www.heiwapaper.co.jp/shop/tokyo.html

▽藤原印刷について
女性タイピストからはじまった創業64年の印刷会社。企画の段階から造本における仕様の提案を得意とし、本づくりそのものを全面的にバックアップする。近年ではインディペンデント系の実績も多数。2018年には、自社で印刷した作品の中でもインディペンデント出版限定の書籍を販売するサービス、PTBS(Printing Teller Book Service)を開始。2019年9月には創業初の、自社工場を開放したイベント【心刷祭2019】を開催。
https://www.fujiwara-i.com/

▽平和紙業について
紙の中でも「色・柄・厚み・手触り・機能」に特徴を持つ【特殊紙】販売に特化した1946年創立の紙商社。全国を販売エリアに、毎年自社企画の【オリジナルペーパー】を開発するなど、取扱う紙は1万アイテムを誇る。得意先のニーズ対応はもちろん、紙そのものの魅力を活かす用紙提案で、世の中に訴求する表現やモノづくりを支える。自社ギャラリー【ペーパーボイス】では、紙の価値創造・再発見のための展示会を数多く開催。
http://www.heiwapaper.co.jp/

お問い合わせ先
藤原印刷株式会社
TEL:0263-33-5092 FAX:0263-37-0141
MAIL:event@fujiwara-i.com
 

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