こんにちは、「海苔バナ」です。今回は、KURA5_53を始めたおかげで出会えた「ひと」、始まった「こと」について。
見切り発車の「KURA5_53」
Uターンしてすぐに倉庫のリノベーションに取りかかり、まだ地域の人との接点がほとんどなかったのにオープンしたKURA5_53。KURA5_53は、海苔の作業場でもあるので匂いが出るものや水は扱えませんが、地域の人が使える場としてじわじわ認知度が上がっていったら、いずれは持ち込み企画やワークショップの開催も夢の1つとして描いていました。
ご近所へのご挨拶と近隣にチラシ配りをする中で、お隣さんから「ここでヨガ教室やってほしい」と言われて、隣で得体の知れないことを始めようとしているのに受け入れてもらえていると思えて嬉しかった。
「教えてくれる方に出会えたら企画します」とお答えして、お向かいさんにも「お隣さんに『いつかヨガ教室やって』と言ってもらえた」と言ったら、「その時は私にも声かけて」と言ってもらえました。
温かいご近所さんに恵まれてよかったと思えた。
行動すればするほど奇跡を起こせる
KURA5_53では、こけら落とし的なイベントとして大好きなイラストレーター・ 矢田勝美さんの作品展とトークイベントを開催しました。
これが奇跡の始まりです。
まだ知名度も集客力もない、アクセスも良くないKURA5_53では身の丈以上のイベントでしたが、このイベントを開催できたのも奇跡の1つ。そして、会期中に足を運んでくださった方にお声がけしたら「私、本業とは別にヨガを教えていて…」と!
その場で「実は…」とお話ししたら前向きに検討してくれて、お隣さんとお向かいさんにも「早速出会えてしまった!」とお誘いし、とんとん拍子に「まずは試しにやってみましょう」ということになりました。
KURA5_53を始めたとき、私の中でヨガ教室は描いていなかったこと。いうなれば、使ってくれる方の発案で始まった催しなわけです。
夢が1つ叶いました。
考える前に走り出す。必要なら走りながら考える
東京でも袖ケ浦でも、「ひと」も「こと」も一つずつの出会いを大事にするのは変わらない。何か叶うと、いつも思うのは「なんでもまずはやってみることだな」ということ。
できない理由は探さない。私が全部できなくてもいい、できるはずもない、できることをただやってみるだけ。退屈な町だと思っていても、出会えていないだけで感性や気が合う人はいる。楽しいと思えるコンテンツは自分で作ればいい。お金をかけなくても、大きなリスクを背負わなくてもできることはたくさんある。失敗したらリカバリーすればいい。
時間はかかるかもしれないけど、やめなければ叶う日はくるかもしれない。
首が締まりすぎたらやめてもいい。いきなり背伸びしすぎても続かない。
時々お休みも挟みながらではありますが、毎週開催していてもうすぐ2年が経とうとしている。ご近所さんとお土産を渡しあったり地元のお店や病院の情報交換をしたり、「今日はどこが痛い」と体調の確認をし合う。
義務でもないし属性も異なる人とのゆるい接点。週に1度、体を動かすという気持ちよさ以外にも予想以上にいい時間を過ごせる。
先生はウルーカヨガさん
小さな挑戦はまだまだたくさん。
思いつきでジャンジャン種は蒔いているので、次回はその中の一つを紹介しようと思います。