TOP写真:温泉は神経痛や冷え性に効果があるという。温泉施設内には岩盤浴も。
2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!
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道の駅スプリングスひよし[京都府 南丹市]
1998年、「地域に開かれたダム」というコンセプトのもと建設された京都府南丹市にある日吉ダム。そのコンセプトに基づき、同年ダムのすぐ近くに地域振興を目的とした複合施設『スプリングスひよし』がオープンした。その後さらなる利用者の増加を目指し、2011年に道の駅として登録された。
キャンプフィールドを併設した広大な道の駅の中には、利用者の健康増進のために建てられた温泉施設『リフレッシュプラザ』がある。ここには露天風呂、ジェット浴、電気浴など豊富な温泉設備に加え、アロマロウリュサウナや岩盤浴もあり、保養所として地元の人々がよく利用しているという。温泉は2億〜3億年前の地層から湧出する源泉を利用しており、海水に似た食塩を含んでいて、保湿効果に優れている。
道の駅DATA 京都府南丹市日吉町中宮ノ向8
www.springs-hiyoshi.co.jp
text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro
記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。