長野県在住のラーメンライター、たこにわです。ラーメン食べ歩きは40年以上、北は旭川、東は根室、西は長崎、南は石垣島まで訪麺しています。47都道府県制覇しました。僕は、ローカル色があり地道に頑張っているお店をみなさんにご紹介していきます。
目次
時は戦国時代、武田信玄と上杉謙信が戦った信濃の川中島
1561年9月、時は戦国時代のこと。
歴史の好きな方にとってはかなり有名な話であるが、甲斐の智将武田信玄と越後の武将上杉謙信が戦いを演じた地、それが信濃の国・川中島(現在の長野市)である。
武田軍、上杉軍双方で3万3千人の兵を出し、7千人が犠牲となったと言われる歴史に残る世紀の戦いだった。
今は、川中島合戦場として観光史跡になっているが、今回、ご紹介するラーメン店はこの合戦場の近くにある。
460年の時を経て、もしも当時の武将たちがこの世に存在していたら、周辺の変貌ぶりとご紹介するお店の雰囲気にさぞかし仰天しているに違いない。
歴史の好きな方にとってはかなり有名な話であるが、甲斐の智将武田信玄と越後の武将上杉謙信が戦いを演じた地、それが信濃の国・川中島(現在の長野市)である。
武田軍、上杉軍双方で3万3千人の兵を出し、7千人が犠牲となったと言われる歴史に残る世紀の戦いだった。
今は、川中島合戦場として観光史跡になっているが、今回、ご紹介するラーメン店はこの合戦場の近くにある。
460年の時を経て、もしも当時の武将たちがこの世に存在していたら、周辺の変貌ぶりとご紹介するお店の雰囲気にさぞかし仰天しているに違いない。
市民が復活を恋焦がれて待っていたお店「依々恋々」
今日ご紹介するお店「依々恋々」(いいれんれん)は、川中島合戦場から2㎞ほどの場所に2022年9月に移転オープンした。
実は、2016年に別の場所で営業していたのだが、2年ほど休業していたのだ。
長野のラーメンファンからの、復活をの声により、外観や内装をピンク色に変えて、プチカフェのような雰囲気で再開した。もともとのファンに加えて、女性客も増えるなど連日大盛況を呈している。
特に女性客を意識した訳ではないが、「女性でも一人で気軽に入っていただけるお店になった」(店主の三澤さん)と、改装した手ごたえを感じているそうだ。
「依々恋々」とは、「恋い慕うあまり、離れられないさま」の意味があるとのことで、お客さんがラーメンに恋い慕って欲しい願いを込めたもの。
三澤店主が修行したお店のオーナーがこの名前を付けてくれたそうだ。
実は、2016年に別の場所で営業していたのだが、2年ほど休業していたのだ。
長野のラーメンファンからの、復活をの声により、外観や内装をピンク色に変えて、プチカフェのような雰囲気で再開した。もともとのファンに加えて、女性客も増えるなど連日大盛況を呈している。
特に女性客を意識した訳ではないが、「女性でも一人で気軽に入っていただけるお店になった」(店主の三澤さん)と、改装した手ごたえを感じているそうだ。
「依々恋々」とは、「恋い慕うあまり、離れられないさま」の意味があるとのことで、お客さんがラーメンに恋い慕って欲しい願いを込めたもの。
三澤店主が修行したお店のオーナーがこの名前を付けてくれたそうだ。
醤油のキレがいい中華そば
取材した日は平日にもかかわらず、14時現在でもほぼ満席だ。
基本は中華そば(800円)である。
スープは淡麗醤油味だ。鶏ガラのダシが効いているし、醤油のキレがとてもいい。
口から鼻先に突き抜ける風味を感じながら麺をすすってしまう。
基本は中華そば(800円)である。
スープは淡麗醤油味だ。鶏ガラのダシが効いているし、醤油のキレがとてもいい。
口から鼻先に突き抜ける風味を感じながら麺をすすってしまう。
「恋」を引く「恋玉」
その「恋玉」をご覧あれ。
味付玉子に「恋」の漢字が刻印されている。
お客さんから大人気の恋玉である。
箸で分けてみると、中にはオレンジ色に輝く黄身が。
とろりとして優しい甘みがあってとても美味しい。
「恋」を食べるとは「恋」を引くことなのだろうか。
おみくじを引いているような気持ちで、恋玉を味わっているのではと想像してしまう。
味付玉子に「恋」の漢字が刻印されている。
お客さんから大人気の恋玉である。
箸で分けてみると、中にはオレンジ色に輝く黄身が。
とろりとして優しい甘みがあってとても美味しい。
「恋」を食べるとは「恋」を引くことなのだろうか。
おみくじを引いているような気持ちで、恋玉を味わっているのではと想像してしまう。
喉越しのいい細麺
スープ、恋玉だけでなく、肝心の麺も美味しい。
中細ストレート麺は、滑らかで喉越しがいい。
夢中になって啜ってしまい、あっという間に完食。もっと食べたい思ってしまう。
中細ストレート麺は、滑らかで喉越しがいい。
夢中になって啜ってしまい、あっという間に完食。もっと食べたい思ってしまう。
毎日でも食べに来てもらえるラーメンを目指す!
長野市内にある人気店「烈士洵名」(れっしじゅんめい)の店長だったという三澤さん。
ラーメンに出会って22年という豊富な経験だからこそ、味も接客も素晴らしい。
気さくで笑顔が絶えない彼女が目指すラーメンは「毎日でも食べられるラーメン」。
「人々の生活スタイルに寄り添えるラーメン作りをしたい」と抱負を語ってくれた。
毎日食べたいラーメン、、、、それこそが「中華そばに恋焦がれて」だろう。
ラーメンに出会って22年という豊富な経験だからこそ、味も接客も素晴らしい。
気さくで笑顔が絶えない彼女が目指すラーメンは「毎日でも食べられるラーメン」。
「人々の生活スタイルに寄り添えるラーメン作りをしたい」と抱負を語ってくれた。
毎日食べたいラーメン、、、、それこそが「中華そばに恋焦がれて」だろう。
文・写真:たこにわ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の情報でございます。
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の情報でございます。