自宅で過ごす時間が長くなり、お取り寄せグルメを楽しむ人が増加中。全国の絶品グルメがお得に味わえて、かつ社会貢献にもつながるとあって、食品ロス削減サイトも人気です。
今回は、コロナ禍による余剰在庫にあえぐ販売者の支援としてスタートした「WakeAi」について、そのお得な使い方を代表の慎 祥允さんに教えてもらいました。
ホテルや飲食店に納めるはずだった食材が行き場を失って出品されることが少なくないので、特に普段あまり家庭で召し上がることのない高級食材などが格安価格で出品されているのが特長です。
リピ必至、ファンの多いお取り寄せといえば
慎さん:選びきれないほどありますが、ひとつは高知県産の「藁焼き鰹たたきセット」。一本釣りの鰹を活きたまま船上で冷凍し、土佐流の藁焼き仕立てで焼き上げてあり、この味を知ってしまうと、スーパーでは買えません(笑)。
また、出品されていると必ず買うのが、北海道湧別サロマ湖産殻付き牡蠣「さろまる」。植物プランクトンが豊富なサロマ湖で、間引きや殻の掃除など他より3倍くらい多くの手間を掛けて育てられた牡蠣で、クセやにおいがないのに濃厚な旨味があります。
他にも「四万十うなぎ蒲焼き」、「十勝恵牛のホルモン」、表参道にあるBistro pleinの「黒豚と完熟トマトのボロネーゼソース」等々のリピート率が高い、人気商品があります。
食べて応援したい、でも送料が気になるときは?
慎さん:「WakeAi」には送料無料のコーナーもあります。同じ出品者から複数の商品を買うことでも送料の節約になります。また、商品代金の1パーセント分のポイントが付与されるので、次回の購入時に使ったり、私たちが実施するチャリティーに寄付もできます。
社会貢献型通販モールと銘打つ「WakeAi」ですが、ユーザーにとってもメリットの多いプラットフォームでなければ定着しないと考えています。12月にはアプリをリリースし、より手軽に利用できると好評です。今後は通常の商品などラインナップも拡充し、WakeAiポイントについても商品の購入以外でも貯まるような仕組みを予定しています。
近江商人の「三方よし」が説く、「売り手よし、買い手よし、世間よし」を体現したサービスに成長させていきたいですね。
割引分は送料と相殺にはなりましたが、社会貢献ができるうえに豪華な食材が手軽に味わえて家族みな大満足でした。
◆「WakeAi」のサイトはこちら
文/時津 木春