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特集 | 続・道の駅入門

元・トマト加工工場を道の駅にリノベーション「道の駅FARMUS木島平」

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TOP写真:天井にあるのは、トマト加工時に出る蒸気を排出していたダクト。

2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!

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目次

道の駅FARMUS木島平[長野県・木島平村]

周囲の田園風景に馴染む、ビニールハウスのような入口が特徴。

長野県北部の豪雪地帯にある木島平村は、面積の約8割が森林の農村。2015年、農業の6次産業化を推進する拠点として、農産直売所やキッチンスタジオ、加工室を併設した『道の駅FARMUS木島平』をオープンした。場所は、村内で1975年から稼働していた食品メーカーのトマト加工工場。全国にある工場の再編に伴い2010年での閉鎖が決定した際、土地と建物の利活用を模索した食品メーカーの相談を受けて村が買い取った。そして、村の主要産業である農業の活性化を軸に“農の拠点”としたのが経緯だ。

リノベーションを行った設計事務所『スターパイロッツ』は、工場の建物を活かし建設費削減につなげたい村の意向を汲み、加工設備があった広い室内、排水用の傾斜がある床などを空間づくりに活用した。

道の駅DATA 長野県下高井郡木島平村大字上木島38-1
www.farmus.jp

text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro

記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください

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