11月11日はピーナッツの日! 生産量日本一の千葉県からピーナッツを使った簡単レシピを紹介

11月11日はピーナッツの日! 生産量日本一の千葉県からピーナッツを使った簡単レシピを紹介

2021.11.11

千葉県のwebサイト「教えてちばの恵み」によると、国内産落花生の約8割が千葉県で生産されているそうです。品種によりますが、落花生の収穫は9月~10月ごろ。それなのになぜ、ピーナッツの日は11月なのでしょうか? ピーナッツの日が制定された理由とピーナッツを使った簡単レシピ、健康食と称される落花生について、千葉県に住むライターがお届けします。

ピーナッツの日が11月なわけ

千葉県では、採れたての落花生をゆでて食べたり、ご飯と一緒に炊いて落花生ご飯にしたりしますが、スーパーなどで売られている乾燥した落花生が出回るのは、どうやら11月ごろからのようです。

落花生の塩ゆで
採れたてを塩ゆでして食べるのがおいしい
畑から掘り出し、自然乾燥させた新豆が市場に出回るのは、毎年11月に入ってからの時期であり、ピーナツのおいしい季節でもあるんです。 「ピーナッツの日」は全国落花生協会が昭和60年(1985)に制定したんですよ。落花生は一つのカラに2粒の豆が入って“双子”であることから、“11”が二つ重なるこの日にしました。

落花生って健康食なの? 落花生がイメージキャラクターの“あの町”に聞いてみた

落花生とピーナッツの違いを知っていますか? 落花生は殻に入っている状態のもの、ピーナッツは殻から出した実のことを言います。落花生の姿をしたピーちゃんとナツちゃんは、八街(やちまた)市のイメージキャラクターです。



リコは15代続く農家、ウッド村ファームのオリジナルキャラクターで、銚子市特別観光大使も務めています。

千葉県のwebサイト「教えてちばの恵み」 内にある「平成18年産落花生市町村別収穫量<参考>」によると、八街市の落花生収穫量は2,120トンで県内一位。八街市のホームページには、落花生は美容に欠かせない成分のポリフェノールが含まれていることや、血圧を下げる働きをすることが記されています。

抗酸化物質の代表的なものの一つが、落花生に豊富に含まれるビタミンE、そして、落花生の薄皮に含まれるポリフェノールという物質で、優れた抗酸化作用があり美容のためにも欠かせない成分です。
 また、落花生はその半分近くが脂肪からなっている食品ですが、この脂肪にはコレステロールを減らす働きがあります。落花生の脂肪酸は、ほとんどがオレイン酸とリノール酸で、活性酸素の攻撃にあっても酸化されにくく、血液中の悪玉コレステロールを減らし、血圧を下げる働きをするのです。

次のページでは「自分好みのオリジナルピーナッツバターの作り方」と、ピーナッツバターを使った料理例を紹介します。

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