京都をメインにおいしいラーメン店を巡るライター「むなかたりょうこ」です。
今回は、本格四川料理店「龍門」をピックアップ!町中華として、地元の人のみならず中国の人にも愛される「龍門」をご紹介します。
京都三条といえば、四条河原町の北に位置し、いつも多くの観光客で賑わっている繁華街のひとつ。そこから東へ5分ほど歩いたところに、今回ご紹介する町中華店「龍門 本店」があります。京都市内で4店舗を展開する龍門は、本格四川料理をリーズナブルな価格で楽しめるとあり、京都人だけではなく、全国各地、はたまた本場の中国人も訪れるという人気店です。
外観には「中国料理 龍門」という緑と赤の煌びやかなネオンで表示された看板が印象的に光り、中国を彷彿とさせる雰囲気を漂わせていました。お店の前には2匹の狛犬がちょこんと居座っており、優しく出迎えてくれますよ。
店内に足を踏み入れると、スタッフ同士の力強い中国語が飛び交っていました。おまけに、山椒や八角などの鼻をくすぐる中華調味料の香りが漂っていて……。まるで中国に来たのかと錯覚してしまうような雰囲気に、四川料理への期待が高まります。
店内には、家族連れや友人同士で利用できるゆったりしたテーブル席が7つほどあり、他のテーブルと一定の距離が引かれています。コロナ対策のパーテーションも各テーブルに設置されているので、安心して食事が楽しめます。
筆者が訪れたのは、平日の19時ごろ。店内は平日の夜にも関わらず多くのお客さんで賑わい、ほぼ満席状態。その人気の高さが窺えました。
龍門で注文したい人気メニュー3品
今回注文したのは、龍門を訪れたならぜひとも味わっておきたい3品。早速、1つずつご紹介していきましょう。
◆茄子のピリ辛炒め(950円)
たっぷりの粒山椒と唐辛子で味付けを施し、油で揚げた茄子とひき肉を合わせた「茄子のピリ辛炒め」は、ビールと味わうにふさわしい珠玉の一品。龍門を初めて訪れたなら「茄子のピリ辛炒め」は、注文必須!龍門を代表する一品といっても過言ではありません。
口に含むと、茄子のサクッとした食感とともに茄子のみずみずしい甘みが口いっぱいに広がります。そこに粒山椒の舌を刺すようなピリッとした辛みが加わり、ひき肉の旨味とちょうどいいバランスを生み出しています。ビールを口に運べば、スッキリとした爽快感を感じられますよ。思わず口にしてしまう「うまい!」がぴったりの一品です。
◆鶏肉の葱油かけそば(650円)
お次は、大本命の「鶏肉と葱油かけそば」を注文。トッピングされた葱とスープがキラキラと輝き、食欲のツボを鋭く突いてきます。これが650円で味わえるなんて、信じられますか?
トロッとしたスープは、鶏ガラをベースとしたピリ辛醤油味。葱油の香ばしい香りも漂い、こちらもビールと一緒に味わうにふさわしい一品です。
麺は、細めのストレート麺を使用。トロッとしたスープとの相性が非常によく、程よくスープが絡んだ状態で麺を楽しめます。
せっかくなら、ビールも一緒にいかがでしょうか。
◆チャーハン(650円)
チャーハンは、中華料理の中でも一二を争うほど大人気のメニュー。ラーメンと一緒にチャーハンを注文する人も多いのではないでしょうか。
龍門の「チャーハン」は、ふわふわの卵、小さく刻まれたニンジン、薬味のネギを相棒とした心がホッとするような優しい味わいが特徴。筆者もこれまで食べたことがないくらい、ふわふわのご飯が印象的でした。ちょうどいい塩気と油が合わさり、〆にぴったりの一品です。
京都を訪れたなら、ぜひ「龍門」へ
京都三条を始め、京都市内に4店舗を展開する龍門。どのメニューもボリューム満点で、1人では食べきれない量を提供しています。ビールにもぴったりな料理を多く手がける本格四川料理「龍門」に、ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
店舗情報
龍門 本店
TEL:075-752-8181
営業時間:17:00~翌5:00(日曜定休)
※新型コロナウイルスの影響により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
文・写真:
むなげちゃん
※店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。