観光やお出かけの際には必ずラーメンを食べるラオタライターNICOです。今回は群馬県の北部に位置する沼田市にあるえぞいちの一風変わったラーメンをご紹介。群馬県内では珍しい、スタミナと美味しさ満点えぞいちのオロチョンラーメンの魅力をお伝えしていきましょう。
目次
天空の城下町として知られる沼田市
えぞいちがある群馬県沼田市は利根川や支流の薄根・片品川が長年の歳月をかけて生み出された、日本で一番美しい河岸段丘の上に位置します。
また、鎌倉時代以降この地で栄えた沼田氏の12代目、鬼斎顕泰が1532年ごろ現在の市街地に沼田城を築き、多くの戦国大名によって争奪戦が繰り広げられました。
特に武田氏の命を受けた真田昌幸が沼田城を攻め落とし、奪還しようとした沼田氏を謀殺し滅亡への一途を辿り、これを機に北条氏と真田氏による領地の奪い合いが繰り広げられた激戦地でした。
今では沼田城址公園となり、市民をはじめ県内外から多くの人が足を運ぶ憩いの場として親しまれている人気のスポットです。
観光にアクセス良好のえぞいち
えぞいちがあるのは、群馬で観光地としても人気な川場村や片品村にアクセス良好な国道120号線沿い。
川場村といえば、全国でトップクラスの人気を誇る道の駅かわば田園プラザがあります。また東洋のナイアガラと言われる吹き割の滝の先にある片品村といえば、尾瀬国立公園もあり、年間を通じて多くの観光客が足を運びます。
目印の看板
そしてこちらがえぞいち、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出す店構えです。
店舗の外観
広々した店内にはお座敷、カウンターそしてボックスのテーブル席があり、おひとりさまからファミリーなどの団体まで食事が楽しめます。
カウンター席
ボックスのテーブル席
手打ち麺のラーメンを中心に豊富な種類のメニューが並ぶ
えぞいちのメニューをご紹介していきましょう！
麺類ですが正油、塩、みそ、ネギみそなど定番からコーン、メンマ、わかめにワンタンと味の種類が多いんです。バターやチャーシューを載せたスペシャルメニューもチョイスできます。もちろんカレーや玉子丼などのセットにもできますよ。
また天空の城下町にちなんだ上州真田ラーメンは。六紋銭のようにチャーシューが6枚もトッピングされているという、えぞいちならではの名物ラーメンです。
ラーメンと共にカツ丼や中華丼、チャーハンなどのご飯類や餃子、野菜炒め、焼肉などの定食ももちろんあります。
回鍋肉、鶏のサクサク揚げ、エビチリなど一品料理やおつまみのサラダやチャーシュー、スープにドリンクなどもあり、バリエーション豊富なメニューを楽しめます。
熊にも勝てる？！スタミナ満点のみそオロチョンラーメン
どのラーメンも好きなのですが、ここではみそオロチョンラーメンをご紹介します。オロチョンとはアイヌ語で「火祭り」を意味するのだそう。強そうで辛そうなラーメンであることが想像できます。
2倍、4倍、6倍・・・と自分に合った辛さを選ぶことができるので、ちょっと辛いラーメンを食べてみたい！という人にも安心。
注文後10分もかからずに黒い丼と赤いスープが映えるみそオロチョンラーメンが登場です。
白髪ネギと茹で玉子、青梗菜がトッピング、スープの中にはたけのこ、もやし、人参、白菜、キャベツ、ひき肉と豪華な具材が潜んでいます。
地元奥利根産の豚を使った自家製チャーシューは柔らかく、臭みがなくジューシー。豚肉本来の味わいが口の中に広がりとろけます。
こだわりの味噌に特製の唐辛子そして少々香るニンニクを配合したスープは辛さの中にコクがあり濃厚な味わい。
そして防腐剤不使用の自家製の細ちぢれ麺はコシがあり、スープと具材がガッツリ絡み美味しさの三重奏を奏でます。
これは戦にも熊にも勝てそうなスタミナと美味しさ満点の辛さとみそのハーモニーがたまらない絶品のオロチョンラーメンです。
価格：950円（税込）
文・写真：Nico
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。
