昭和39年、豊平区中の島で初代が創業。創業時は「純連(じゅんれん)」と書いて「すみれ」と読んでいました。
純連のラーメンは濃厚な味わいを追求し、当時としては斬新な味は、多くの人に衝撃を与えて札幌に定着しました。
そんな人気のラーメン店「純蓮」を紹介します。
昭和39年、豊平区中の島で創業し、当時は「純連(じゅんれん)」と書いて「すみれ」と読んでいました。
創業当時はさっぱりした味のラーメンが主流の中、純連のラーメンは独自の濃厚な味わいを追求し、純蓮の名を北海道内で轟かせました。
札幌味噌ラーメンの礎を築いた純蓮のラーメンに迫ります。
純蓮の外観
創業から、数回移転を繰り返し、平成6年8月、南区澄川から豊平区平岸の現在地に移転させました。
その後、店主の変更に伴い、より近代的かつ老舗の雰囲気をまとう現在の姿になっています。
58年続く老舗の濃厚な札幌味噌ラーメン
ラードが多めで、最後までアツアツのスープは、1口すすると、塩分が強めの濃厚な味噌の味が口いっぱいに広がります。
味噌の強い塩分とその奥にある野菜の甘みと、しょうがの風味が感じられ、濃厚な味ながらまた1口、また1口と飲みたくなるようなおいしいスープです。
また、麺は王道の中太ちぢれ麺で、ラードのおかげもあって、スープと麺がよく絡みます。
高いクオリティでまとまった、おいしいラーメンだと感じました。
醤油がきいた絶品炒飯(やきめし)
具材はラーメンと同じく、シンプルに「チャーシュー」「たまご」「紅しょうが」の王道で構成されています。
味付けは、ラーメン屋チャーハンの王道というような醤油ベースで、個人的には味付けは濃く、かなり食べ応えのあるガッツリ系だと感じました。
写真は大盛ですが、そもそもの量が多くチャーシューもゴロゴロと入っているので、普通盛りでも、かなりボリュームがあります。
チャーハンはかなり油が強く感じられるため、人を選ぶかもしれませんが、筆者としてはかなり好みです。
チャーハンを大盛にしたため、お腹も心も大満足でした。
札幌味噌ラーメンのスタンダードな味、そして老舗の味を探しているという方におすすめです。
少しでも気になった方は、ぜひ近くに寄った際に1度食べてみてください。
(あまり量を食べる自信がない方は、ラーメンと半チャーハンのセットもありますのでご安心を)
さっぽろ純連 (じゅんれん) 札幌店
住所:〒062-0932
北海道札幌市豊平区平岸二条17丁目1-41 シャトー純連 1F
電話番号:011-842-2844
営業時間: 11:00~21:00
定休日 : 月曜日
(営業時間・定休日は、変更となる場合があります)
メニュー内容は取材時点の内容であり、後に変更となる可能性があります。