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連載 | aiyueyoの愛食便り

はじめまして、ウデさん。食材の個性を愛でたら、うふふな毎日に

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aiyueyoの愛食便り」では旬の食材を楽しむ暮らしをご紹介します。
目次

個性に目を向ける。食がゆたかになる。

わたしたちが普段からいただいている食材のひとつ、豚肉。その部位や個性に、目を向けたことはありますか?

よくスーパーで見かけるのは、バラやロースといった部位。実はその他にも、「ウデ」や「モモ」といった、とってもおいしくて個性溢れる部位があるのです。

部位による味わいの違いを愛でてみる。愛でてみることで生まれたわたしの変化をお届けします。

「暮らし」も大切にしたい、はずだった

毎朝、新しい1日の始まりだというのに少しの緊張とドキドキが。というのも、朝起きてすぐに仕事のことが頭をよぎってしまうからです。

仕事は嫌いじゃない。むしろ好きなくらい。でも仕事だけが人生じゃない、ということもわかっています。だからこそ、仕事と暮らしのバランスを大切にしていきたい……。

近頃は仕事に追われて、スーパーにいく時間も満足に取れていません。「お肉を食べて力をつけねば」と仕事終わりになんとか駆け込む閉店間際のスーパーでは、あるものを選ぶ生活。お肉の部位の違いなんて、意識したことはありませんでした。

「仕事」と同じように「暮らし」も大切にしたかったはずなのに。

「暮らし」の中でも大きな割合を占める「食べること」をつい、おざなりにしてしまっていたのです。

きっかけは、仕事のごとく「まるごとん」に夢中な友人の存在

「暮らし」を大切にするためには、どうしたらいいのだろうか。まずは一番身近な「食」から、変えていけないだろうか、と考えたわたし。ありがたいことに食品のECサイトも増え、店舗に行かずともお買い物ができることに気がつきました。夜のスーパーで「あるもの」を選ぶしかなかったわたしが、「何をいただこうかな」と選ぶことができる。こんな生活だからこそ、毎日の助けになるのではと思い、利用を検討してみることにしました。

とはいえ、一体どれを選んでいいのやら……。

そこで出会ったのは、長崎県の大村市の上野養豚の上野淳子さんが企画している「まるごとん」。月に一度、ここで育てられている「山のウエノ豚」をまるごと一頭分販売している企画です。「まるごとん」について、淳子さん自ら紹介してくださっているコラムはこちら

「まるごとん」との出会いのきっかけは、友人の紹介でした。「暮らし」はもちろん「食」に関心のない印象だった彼女から、興奮したままに語られる「まるごとん」の魅力に、ひたすらに興味を掻き立てられたのです。「こんなにも豚肉さんがじゅわっと甘いなんて!」「初めて食べた部位だけどまた味わいたい」などなど。

……あれ、仕事くらいに夢中になってる彼女の姿は、久方ぶりだなと。そんな彼女を見て、「まるごとん」を選んでみようと思ったのです。

とはいえ、個性豊かな8つの部位の豚肉とその加工品が販売されているまるごとん。やっぱり、どれを選べば良いのか迷いました。そこでまずは、「初めてパック」を購入してみることに。「初めてパック」は、まるごとんを愛するファンの皆さんが選んでくれた詰め合わせ。トライしやすいように、冷凍庫に入っていたら助かるものを厳選してくれているというところにも、愛を感じます。まさに優柔不断なわたしにピッタリだと思い、こちらを選びました。

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部位名のシールがカワイイ!味付きや加工品が入っているのも助かります。
こうしてわたしのおうちにやってきてくれた「まるごとん」。どこの部位かわかるように、袋に部位の名前が書かれた、色とりどりのかわいらしいシールが貼ってありました。

“はじめまして、ウデさん”

こんなことを心の中でつぶやきながら、ひとつひとつ愛でている自分に気がつきました。

まるごとんらしさの代表と言われているのが、この「ウデ」。おすすめの食べ方として紹介されていた「ぬるしゃぶ」でいただいてみることにしました。「ぬるしゃぶ」とはその名の通り、「ぬるめのしゃぶしゃぶ」のこと。低めの温度でしゃぶしゃぶすることでお肉が硬くならず、おいしくいただける食べ方なのだそうです。

いただいてみると、しっかりとした歯応えがありながら、じゅわっと濃く、柔らかな甘みがダイレクトに感じられます。

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さっとしゃぶしゃぶするだけ。簡単な調理でも満足感アップ。
“こんなに豚さんって、甘みがあったなんて……。”

はじめましての部位との出合い、そして愛ゆえのおいしさに、思わず笑みがこぼれていきます。

こうして他の部位もいただくうちに、それぞれの個性を感じて、食事の時間がゆたかになっていきました。そう感じられたのも、いろんな部位を食べ比べることができたからこそ。いただくものの「個性」に目を向けることが、こんなに尊く、自分を満たしてくれるのだと、気づかされました。

こうしてすっかり「まるごとん」のトリコになったわたし。とはいえ、月に一度の販売イベントのまるごとんは在庫限りの販売ゆえに、販売期間が終わるまでに試してみたかった商品がなくなってしまうこともしばしば。そんな私はいつしか定期便ユーザーになりました。定期便はその月のおすすめを詰め込んでくれるので、毎回何が届くかワクワクしています。

もう夜中のスーパーに駆け込まずとも、いただくものを手に取れる。

「エネルギーを確保するため」に「売っているもの」の中から選ぶのではなく、個性を味わいながら、豚肉のいろんな部位を楽しめる。わたしの毎日は、そんな風にゆたかで彩鮮やかなものへと変わっていきました。

また、「まるごとん」への関心がどんどん高まっていくのは、noteマガジンやSNSを通した生産者の淳子さんやまるごとんファンの皆さんからの発信も魅力的だから。豚さんへのリスペクトと愛が詰まった内容を見るたびに、わたしのところに来てくれる子たちをより一層、愛でたくなるのです。中でもありがたいのは、おすすめの調理方法を紹介してくれること。初めて調理する部位でもトライしやすくなります。それぞれの部位に合った調理をすることで、よりいっそうおいしく、個性を愛でることができると感じます。

個性を愛でるきっかけをつくってくれた「まるごとん」がある毎日。それは「暮らし」の中の大切な要素である「食」の時間を豊かにしてくれて、忙しない日常に、微笑みをもたらしてくれるのです。

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自分のためにご飯をつくるって、なんだか満たされます。
今夜もわたしは「まるごとん」を口に運んで、ひとこと。

“明日も一日、なんだか頑張れそう。”

明日の朝は、いつもよりちょっと前向きな気持ちで始められるような気がします。忙しい方にこそ、「まるごとん」のある生活がおすすめです。まるごとんの購入はこちらから(次回販売は9月1日(金)18時を予定しています)

記事中にも出てきた「まるごとん初めてパック」については、ぜひこちらの記事もご覧ください。

まるごとん初めてパックのすすめ

また、まるごとん公式noteマガジンもご覧いただけると嬉しいです。

愛食メディアaiyueyoは「食」を通して自身を愛で満たす提案をしています。「食」からはじめるごきげんな暮らしを一緒に楽しみませんか?
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