おみやげを「ゼロからつくる」のは、もうやめる。

連載 | KAWAIIは地方を救う♥ | 30 おみやげを「ゼロからつくる」のは、もうやめる。

 こんにちは! 『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。通常版とは少し変わった「特別編」として、これまでハピキラが事業として取り組んできた事例を紹介する回を時折挟んでいます。


 今回の特別編の事例は、『Japan Omotenashi Collection』。ハピキラが全国の都道府県と取り組んでいる、お中元・お歳暮商品です。この商品をつくるきっかけになったのは、「お土産」。地方出張の多いハピキラが、地方にお邪魔するたび、いつも迷う存在でした。当初は、わざわざそのエリアの土産物屋さんに行って、地名の入ったクッキーや謎のおまんじゅうを買っていたのですが、これがあまりおいしくない。その土地ならではのものや、普通においしいお菓子が食べたいし、そんなお土産を配りたい。そんな思いが積もりに積もったある日、地元の人にそれを相談をすると、こう言われました。


 「〇〇さんとこの和菓子屋さんで、××買ってきゃあいいに」


 その土地に詳しくない私は、そのお店の名前すら知りませんでした。検索したって、あまり情報も出てこない。ガイドブックを読んだって、そんなお店は載っていない。半信半疑でそのお店に向かい、お菓子を買ってみると、おいしくて、まあびっくり。


 その時に思ったのが、「地元の人しか知らない内緒のおいしいモノ」を、もっと世の中の人に知ってもらいたいということ。そんな思いから県内の産品をハピキラ視点で集めた『Japan Omotenashi Collection』は生まれました。でも、どうしたら東京生まれ・東京育ちの私たちが、そんな地元民に愛されるお菓子の情報を集めることができるのか。しかも、そんなお菓子を複数のメーカーから集め、一つのパッケージに入れて商品化することができるのか? というか、そもそも、ハピキラを通じてお菓子を売りたいと思ってくれる人はいるのか……。詳しくはハピキラSPICESをご覧ください!


HAPIKIRA PRACTICE:Japan Omotenashi Collection(佐賀県、岩手県、長野県など9県)


 土産物屋さんで買えるのは、どこでも買えるようなお菓子ばかり。地元に愛されるお菓子は、地元民しか知らず、そもそも私たちが知る由がありません。数ある本当においしいものをみんなに知ってもらうことができれば、もっとそのエリアのファンが増えるのに! どうにかならないか……。


課題


 本当においしい「地元に愛されるお菓子」を地元民以外が知る術がない! 世に出ていかない!


ハピキラSPICES


「売る場」に困る産品課! 「売るモノ」に困るハピキラ!


 ハピキラが目をつけたのは、アンテナショップを企画する自治体の産品担当の人たち。彼らに間をつないでもらい、かつ、菓子店が作れるロット数に合った販路を開拓することで、無理のない規模で販売することができる。


提案


お中元・お歳暮カタログを使って、地元の人しか知らないお菓子セットを販売!


広島レモン


 販路をまず押さえることが重要。お中元・お歳暮カタログの掲載枠を獲得できたら、掲載するために必要な数量を把握します。その後、地元と密につながっている自治体の産品課の方に、菓子店を紹介していただく。間をつないでもらうことで、ある程度信頼できる存在として関係を築くことが可能に。


ハピキラ’S EYE!


ねのひ


 ソニー創業者・盛田昭夫氏の実家で、一時期はソニーの筆頭株主でもあった盛田株式会社。その盛田社の酒蔵で造ったお酒が飲める和食店『ねのひ』に名古屋で行ってきました。「お店の背景×自分の背景」で、おいしさが増すという、初体験。なんとも幸せな夜でした。


ハピキラ’S WORK!


三重県伊勢市で行われた「世界こどもサミット」へ!


世界こどもサミット


 子どもは、大人の想像を超えて、イケてる。その一言に尽きるイベントでした。彼らの中では、「きょうはパンが食べたいな」ということと「世界を平和にしたいな」ということが、同じ「願い」としてフラットに語られているのです。私は同メンバーで行った大人版のプレイベントに登壇したご縁で行ったのですが、こんな子どもたちと一緒に、地方を元気にすることに取り組んだら、どうなるんだろう? とワクワク。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります♡


IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。

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