第10弾として、2023年1月10日(火)から1月30日(月)まで、高知・須崎「谷口食堂」さんにご出店いただきます。
高知県須崎市ってどんなところ?
「鍋焼きラーメン」の歴史
当時は「鍋焼き中華そば」という名称で「鍋中(なべちゅう)」と呼ばれるほど愛されていましたが、昭和55年に後継者不在という理由から、惜しまれながら閉店しました。
「谷口食堂の『鍋中』をもう一度食べたい!」と願う人が多いことから、「谷口食堂」の味を目指して「鍋焼きラーメン」を提供するお店が増え、現在に至るまで鍋焼きラーメン文化が受け継がれています。また、現在人口20,285人(令和4年3月現在)の須崎市で36軒が「鍋焼きラーメン」を提供しています。
「谷口食堂」復活プロジェクト
「谷口食堂」を復活させたのは、須崎商工会議所を中心とした有志団体『須崎名物「鍋焼きラーメン」プロジェクトX』。鍋焼きラーメンを地域活性化の起爆剤にしようという思いから平成14年に結成し、「谷口食堂」の末裔の方や常連だった方からの聞き込みを元に何度も試作・試食を繰り返し、幻のレシピを復活させました。
そして、完成した「谷口食堂」の味を全国の人に知ってもらいたいというメンバーの熱い想いから2013年、新横浜ラーメン博物館にて期間限定で出店することになりました。
「谷口食堂」の鍋焼きラーメン
親鳥のガラ、野菜類を炊きこんだ、やや甘みのある味わいです。
醤油ダレに使用する醤油は地元丸共味噌醤油醸造場の濃い口醤油を使用。
地元「関西麺業」のストレート細麺。もちもちした食感で、ほんのりとした甘みもあります。鍋焼きラーメン用ということで、伸びにくく仕上げています。
親鳥の肉、ざく切りにした青ネギ、生卵、そして地元「けんかま」のちくわ。箸休めに古漬け(たくあん)も。
ライスが鍋の蓋の上にのせられてくる姿は誰もが驚く光景です。
https://note.com/ramenmuseum/n/n1bdd735b701b
出店期間は、2023年1月31日(火)~2023年2月20日(月)となっております
(※第12弾以降の出店スケジュールは、改めてお知らせします)。