【一杯に京都を感じられるラーメン】「麺処むらじ柳馬場六角」

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女性の方にも気軽にラーメンをお愉しみいただきたいと願い誕生した祇園発祥のラーメン処「麺処むらじ柳馬場六角」では、京都を感じられる一杯をご提供しています。

祇園発祥、京都を受け継ぐ信念の一杯

「麺処むらじ」のラーメンは、女性のために。そして、京都の歴史を大切にし、女性店主・連恭子によって生まれた一杯です。

多くの観光客が訪れる情緒あふれる祇園において、女性のためのラーメンをと試行錯誤を重ねたどり着いたラーメンは、濃厚鶏白湯スープがやさしく香り、最後の一滴まで罪悪感無くお愉しみいただける味わいが特徴です。

また、2015年11月、初めて暖簾を掲げた祇園では、繁華街の裏路地にある隠れた場所にありながら、京町家が軒を連ねる京都の風情を感じられる場所にて、定番の鶏白ラーメンやSNSで人気になった檸檬ラーメンを看板商品にその味を求めていただきました。
現在は場所を新たな舞台・柳馬場に移しましたが、むらじを通して京都をご堪能いただきたい想いは続きます。

祇園で生まれた麺処むらじ

現在の「麺処むらじ柳馬場六角」にある離れ

追求する「京都を味わっていただきたい」という願い

絵に描いたような光景が広がる祇園の巽橋からすぐ傍、格子窓の美しい京町屋の並びにあった祇園本店は、築100年の祇園町家を改装し祇園の景観をそのままに残す場所を選び、店内空間、味わい、さらには食材でも京都を感じていただけるように追求して参りました。

店内には奥ゆかしい和の内装を施し、一般的なラーメン店とは異なるいつまでも居続けたくなる落ち着きの空間を創造。
移転した現在の柳馬場六角でもその趣を大切にし、ラーメン店として非常に珍しい離れの空間もご用意させていただき、お客様をお迎えしております。

この京都らしい空間で召し上がっていただきたいラーメンは、スープに京都の地鶏「京赤地どり」を使用し、丁寧に炊きだして作る鶏白湯スープによって京都の食文化を凝縮。
さらに、むらじの代名詞である檸檬ラーメンも明治を生きた小説家・梶井基次郎による今も京都の街で大事に語り継がれている物語、短編小説「檸檬」にちなんだものです。

チャーハンもおもてなし文化を持つ京都流に、お客様の目の前で鉄板の上の具材を混ぜさせていただきます。
ラーメンに最適な地酒もご用意しており、洗練された空間にて味わっていただきたい組み合わせもむらじならではのおもてなしの形です。

檸檬ラーメン

京都とともに生きるを目指す

このように、京都に残る目には見えない物語も食材を通して伝えていくことこそ、京都とともに生きる私たちの役割だと思っています。
むらじは開店以来、「50年前も100年前も存在した街に、50年後も100年後も存続するお店」の信念を灯し続けてきました。
たかが一杯かもしれませんが、一度のお食事が長く忘れられない思い出としてやさしく響くことを信じて、そこに徹底的にこだわり続けます。
「京都に来て良かった」と思っていただける旅になるよう、特に女性にとって普段なかなか味わう機会のないラーメンを。
むらじの込めた様々な想いを、ラーメンを通して少しでも感じ取っていただければ幸いです。