「え、クマ対策犬と一緒に森を巡るの!?」——そんな驚きのエコツアーが、星野リゾートの始まりの地、「星のや軽井沢」で開催中。1日1組限定のこのプログラムは、ただ自然を体験するだけでなく、クマと人の共存という社会課題を日本唯一のベアドッグとともに学ぶ知的な滞在です。究極のSDGs体験に、あなたも参加しませんか?
1日1組だけの特別な体験!「クマとの共存」を学ぶツアー
星のや軽井沢が提供する「軽井沢ベアディスカバリーステイ」は、リゾート滞在と知的好奇心を満たす3つのネイチャーツアーが含まれるエコツアーです。

特に注目すべきは、日本で唯一のクマ対策犬「ベアドッグ」とともに、森でクマの痕跡を辿るスタディーツアー。専門家と共にクマと人間が共存する未来について深く学ぶことができるプログラムです。
ベアドッグが導く「安全な共存」の現場
クマ対策犬ベアドッグは、特別な訓練を受け、クマを傷つけることなく安全に森の奥へ追い払う役割を担っています。この取り組みは、野生動植物の調査を行うピッキオが2004年に日本で初めて導入しました。

その成果は数字でも明確です。かつて年間100件以上あった公共ゴミ集積所へのクマの被害は、2009年には0件にまで減少しました。ツアーでは、クマの爪痕や食事の痕跡を辿りながら、クマに荒らされないゴミ箱の見学や、ドラム缶檻を使った捕獲作業の模擬体験なども行います。

100年前の水力発電所を特別公開!
このプログラムには、「星のや軽井沢」が歩んできた自然との共生の歴史を辿るネイチャーツアー「記憶の道標」も含まれています。初代・星野国次の温泉発掘から始まる歴史を専門スタッフが紹介。100年以上前に完成した水力発電所が特別公開されます。この発電所は現在も稼働を続け、エネルギーの約7割(2017年時点68%)を生産する、持続可能な取り組みの象徴となっています。

さらに、夜には普段立ち入れない国設「軽井沢野鳥の森」の獣道を散策する「ナイト獣道ツアー」も実施。夜行性の動物たちの鳴き声や気配など、生命の息吹をより間近に感じることができます。ツアーの最後には森の畔に佇む「森のほとりCafe&Bar」で、和製ハーブのカクテルを味わいながら夜空の星を堪能します。

申し込みはどこから?
このプログラムは、星のや軽井沢の宿泊者のみが対象。料金は1名10万円(税・サービス料込・宿泊料別・食事別)です。11月30日まで開催されており、公式サイトにて10日前の24時までに予約が必要です。
100年の歴史とベアドッグが導く、この秋最高の学びの旅を体験してみませんか?