炭水化物大好き軟弱系旅人。米どころの秋田県は魅力的な旅行先の一つ。そして、秋田名物として真っ先に思い浮かぶのは、やっぱり“きりたんぽ”
何度かきりたんぽを秋田県内で食す機会があったのですが、「きりたんぽは、鹿角の方の名物だからねぇ」と聞くのです。そうだいつの日か、発祥の地に行ってきりたんぽを食べるんだ! 本気でお腹の底から願っていたら、このソトコトで、関係人口プログラム「かづコトアカデミー」の募集記事に出合いました。
プログラムには現地に実際に行くフィールドワークがあり、ついに発祥の地できりたんぽを体験! しかも、伝統的な建物「旧関善商店」というステキな囲炉裏のある空間! テンションが上がります。
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きりたんぽをこよなく愛する鹿角人「きりたんぽマン」とともに、かの有名な“半殺し体験”。炊きたての新米をすりこぎで半分潰します。まだまだ技は未熟。今後の精進を誓います。
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整形した“たんぽ”に焼き目をつけます。講座の勝山メンターによる“きりたんぽ”の説明で学びを深めます。その間もきりたんぽマンは真剣かつ、愛溢れる眼差しでたんぽの焼き目を見守ります。
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大切なポイント :「きりたんぽ」は、「たんぽ」を「切って」入れるので「切り+たんぽ = きりたんぽ」なのです。
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切らずに味噌をつけて食すのは「味噌つけたんぽ」。
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これぞ発祥の地のきりたんぽ 「新米のたんぽ」に、「比内地鶏ガラのスープ」×「鹿角の新鮮な野菜」のハーモニーがたまりません。
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余ったきりたんぽを翌日温め貸していただいたのですが、これまた、しみしみの絶品。
美味しい素材を、その地域の文化を感じられる建物で、地域の人から学びながら食す幸せな時間。鹿角の皆様、心、いやお腹の底から感謝いたします。美味しゅうございました。