意外だけど、確かに!
こんにちは!『ハピキラFACTORY』の正能茉優です。この連載では、女性に流行りのモノ・コトが「女性のココロをつかむ理由」を分析して、地方創生に活かせないものかと検討中……♡
今月は、神奈川県・箱根町強羅にあるブックホテル『箱根本箱』に行って気づいた発見について書きたいと思います。
昨年夏にオープンし、話題になっているブックホテル『箱根本箱』。SNSで見かけるたびに気になっていたのですが、先日やっと行ってきました。滞在中は、約1万2000冊の本が、2階建てのラウンジはもちろん、部屋でも、食事中も読み放題。そして、買い放題。部屋には、本好きな著名人が選んだ本の詰まった本箱もあり、本まみれの2日間となりました。
実はここ、日本における二大出版取次会社の一つ『日本出版販売』の保養所だった施設を、新潟にある温泉宿『里山十帖』などのプロデュースでも有名な、雑誌『自遊人』が手がけたという宿。ごはんもおいしく、最高の滞在だったのですが、何より驚いたのはその客層でした。
すべてのお部屋に露天風呂がついていることもあり、「感度高い系のカップルが多いのかな?」と思っていたのですが、なんと、お客様の半数以上は女性のお一人さま。「結構なお値段がする宿に、一人で来るって、かっこいいなあ」と思って、滞在中ちらりとその様子を窺っていたのですが、ラウンジでもレストランでも本を楽しむその様子を見て、お一人さまが多いことに、妙に納得してしまいました。
確かに読書って、基本的には一人でじっくりと行うもの。そう思うとブックホテルって、二人以上に一人でいることが幸せに思える空間なんです。“一人でも楽しい”公的な空間って、この世にたくさんあると思うのですが、“一人のほうが楽しい”公的な空間って、なかなかない。だから今、『箱根本箱』が、お一人さまの女性に人気なのではないでしょうか。
地方自治体の皆様、“一人のほうが楽しい”公的な空間を、地域につくってみては? 大人が集まるスポットの鍵が、実はここにあるかもしれません。
今月のIGPを「地方創生」に活かすなら……?
【 大人の勉強宿!? 】
働き方の多様化に伴い注目されつつあるリカレント教育。「勉強できる場所」を求める人のための宿。
ハピキラ’EYE!
ニューヨークにあるフレンチ店『Per Se』。お店からお土産にいただいたクッキーが、おいしくておいしくて。オリジナルのちっちゃな缶もたまらずキュート。この缶入りクッキーを食べただけで、お店に何度も通いたくなる、そんな“幸せ度”の高い手土産でした。
ハピキラ’WORK!
G20労働雇用大臣会合が、愛媛県松山市で!
G20関係閣僚会合と連動して、全国8か所で開催される「地方創生ワカモノ会合」。私は、「労働雇用大臣会合」が開催される愛媛県松山市で、働き方についてお話をさせていただきました! 松山空港に降り立ったのは初めてだったのですが、噂に聞いていた「蛇口から出るみかんジュース」を初体験。一人だったので、ムービーを撮れなかったことだけが心残りですが、楽しい松山の始まりとなりました。入口の体験が素敵だと、いい思い出になりますね。応援してくださる皆様に感謝の気持ちを忘れず、今月もハッピーに頑張ります!
IGP……ハピキラによる「イマドキ女子が(I)グッとくる(G)ポイント(P)」を略した造語。