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多様性

特集 | ソーシャルな、暮らし。

大きくなっても、一緒に。ー手ぬぐいおくるみ

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 やさしい色合いとスタイリッシュなデザインの、おくるみ。1889年の創業以来、東京都葛飾区でし、浴衣、手ぬぐい、 半纏をつくり続けてきた『東京和晒』のアイテムで、これは手ぬぐいの生地でつくられている。同社の瀧澤慶子さんは「弊社の商品は、染料を注いで染める、日本独自の『注染』という技法で手ぬぐいや浴衣などを染めています。しかし、染工場の職人の高齢化もあり技術の継承者が減っています。まずは多くの人に『注染』に親しんでいただけたらと、このおくるみをデザイナーと製作したのです」と話す。

 さらにデザイナーは、おくるみとしての役目を終えた後の使用法も提案。「おくるみを切ってぬいぐるみにするアイデアでした。晒生地の新しい使い方ですし、とてもいいプランだと思ったんです」と瀧澤さん。絵柄部分が縫いしろを含んだパーツになっていて、縁で切り取って縫い合わせれば完成。新たな姿で子どもに寄り添う。

\ここがオススメ/ 二度楽しめるから、出産祝いにぴったり。

 柄は麻の葉など、昔から伝わる縁起のいい小紋柄で、子どもの健やかな成長や繁栄を願っている。箱入りで(写真右)ギフトに最適。

手ぬぐいおくるみ
 手ぬぐいの生地でできたおくるみ。通気性・吸水性に優れている。使用後はぬいぐるみにすることができ、綿や縫糸も含めたキットになっている。くま、ねこ、うさぎ、パンダ(2色)の5種類。裁縫が苦手な人が母親に裁縫をお願いし、3世代の思い出にするケースも。『東京和晒創造館』、『浅草東京本染館』、公式オンラインショップ、通販サイト『creema』にて販売中。●6480円(東京和晒 https://wazarashi.com/okurumi

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