幻のラーメンが帰ってきた!「だしと小麦の可能性」【大阪ローカルラーメン】

幻のラーメンが帰ってきた!「だしと小麦の可能性」【大阪ローカルラーメン】

2022.07.27

ラーメンの製麺所の営業職まさです。 全国各地の多種多様なローカルラーメンを食すこと年間400杯。 ローカルラーメンの美味しさを探し求める方にご紹介したいラーメンをお届けします!

大阪の日本橋にあるラーメン店「だしと小麦の可能性」をご紹介します。
日本橋は、西の秋葉原とも言われるほど、オタク文化が盛んですが、食い倒れの町大阪を代表する市場「黒門市場」があることでも知られていおり、連日地元民や観光客で賑わっています。
江戸時代、圓明寺という黒い山の門(黒門)を構えたお寺があり、その門の前で、商人たちが商売を始め、規模が大きくなり賑わいを見せ、現在の黒門市場になったとも言われています。
全長約580メートルで、約150のお店が並んでおり、鮮魚や野菜、フルーツ、雑貨等。SNSの発展により昔は年配の方が多かったですが、現在は、若者も多く見られ食べ歩きを楽しんでいる姿が伺えます。

カツサンド屋店主のラーメン店

地下鉄日本橋駅、黒門市場から5分ほどの場所にお店があります。2021年10月にオープンした比較的新しいお店で、旨味成分の相乗効果を徹底的に研究したラーメンが食べられるとのこと。
北新地のカツサンド店「なおらい」が「出汁と小麦」にインスパイアされ、100日限定で提供していた幻のラーメン「だしと小麦の可能性」があまりにも人気だったため、実店舗を出店。休日はもちろん、平日でも行列は珍しくないとのこと。カツサンド店の店主でもあったことから、スープとパンの組み合わせに可能性を感じ、ラーメンの付け合わせでは、チャーシューの他にバケットもつけて、美味しさの可能性を広げてほしいとの思いが込められています。

ハイセンスなトッピング

特潮ラーメン(1000円)を注文し、5分ほどでトッピング類が先に到着。店員さんから食べ方の説明があり、まるでコース料理。低温調理された、鶏、牛、豚のチャーシューは、見るからにしっとり、ジューシー。チャーシューの下には、バケットが。麺(小麦)とパン(小麦)、同じ素材から作れているため、パンとスープという新しい美味しさを感じて欲しく、トッピングに追加したとのこと。そして、小さな鉢には、バジルをすり潰し、スープを入れてつけ麺風いただくとのことです。近年のラーメンは、美味しいのは当然ですが、お客さんを楽しませる工程の進化に驚くばかりです。

2分ほどでラーメンも到着。綺麗な黄金色のスープと麺線が整えらたラーメンはより一層食欲が引き立たされます。鶏と豚をベースにとれた動物系のスープと蛤や貝柱など数多くの海の幸をブレンドした塩カエシは、旨味の相乗効果により、何倍にも美味しくなります。麺は、京都の有名製麺所麺屋 棣鄂のものを使用。もちもちパツパツした食感が楽しく、麺が長いため喉越しも滑らかにいただけます。

小麦とスープの可能性

レアチャーシューの下にあるバケットもスープ投入。スープの美味しさはもちろんのこと、バケットのクオリティも高い。繊細なスープですが、その旨味を感じることができつつ、バケットの小麦風味が邪魔しない程度に感じられ、だしと小麦の可能性に驚きます。

バジルとチーズのジュノベーゼをすり潰し、スープを加えつけ麺風いただくと、このラーメンの先ほどとは違う一面が。チーズのクセのある味わいとバジルの風味が鼻を抜け、旨味成分たっぷりの塩スープが全体を丸くし、全く違ったラーメンを食べている感覚になります。ラーメンの常識を覆させられるかもしれないお店でした。
大阪に寄った際は、お店に行かれては以下かでしょうか。

店舗情報

だしと小麦の可能性
twitter:@dashikomu_ramen
instagram:@dashito_komugino_kanousei
住所:大阪府大阪市中央区日本橋2丁目5−8
TEL:06-6282-0400
営業時間:月曜定休日
     火、水、木、金11:00~14:00
             土、日 11:00~14:00 17:00~20:00

文・写真:まさ
*店舗情報・メニュー内容は取材時点の内容でございます。