雑貨店『ロフト』と雑誌『ソトコト』が2022年より展開しているプロジェクト「ロフコト雑貨店」。その第6弾「3時のおやつ」が、『渋谷ロフト』および『銀座ロフト』で開催中です。
新しいレトロなおやつ
伝統的な技法を用いながらも、新しい発想をすることで生まれた新しいお菓子の数々。愛でても、食べても大満足の進化形のおいしさをお楽しみあれ。
drawing swimmy mini GUMMY[UCHU wagashi]

下段左/swimmy mini 魚型、丸型落雁と金平糖入り 1380円
下段右/drawing 20個入り 900円
季節を表現してきた和菓子の世界に、ワクワクするような遊び心をプラスしたのが京都府京都市の『UCHU wagashi』。扇形の落雁「drawing」と、魚型の落雁と金平糖がセットの「swimmy mini」とともに、お皿の上に並べれば絵心が刺激される。職人の手仕事によってつくられる落雁の主原料は和三盆。口溶けの良さが特徴で、ほのかな甘み、うまみを残してすーっと消えていく。

3つのフレーバーで展開するグミシリーズ「GUMMY」はもち米とこんにゃくが主原料。もち米のもっちり感、こんにゃくならではの歯切れの良さが新食感。
こうぶつヲカシ こうぶつのカケラ 100g 3980円[ハラペココラボ]
福岡県福岡市を拠点に活動するフードクリエイター集団『ハラペコラボ』による「こうぶつヲカシ」は寒天と砂糖を煮詰めた琥珀糖。鉱物の結晶をイメージして精巧にカットしたかけらは大小さまざまで、ラズベリー、洋梨、マスカットのリキュールなど異なるフレーバーを使用。シャリッとした食感でおいしさもキラキラ輝く。

アウトドア羊羹 3本 1458円[都松庵]
京都府京都市の餡子菓子専門店『都松庵』が、アウトドア用品専門店『風街道具店』とコラボして朝昼晩の屋外活動に合う羊羹を開発。朝はコーヒーに合うこし餡ベースでいちじくやあんず入り、昼は鳴門金時芋がベースの焼き芋味の羊羹。カカオ分99%のベルギーチョコを混ぜた白生餡は、夜、焚き火の前でお酒とともに。

レトロケーキの誘惑
おいしからこそ今も愛されている、レトロケーキに誘われて。
ラムリン 1個 368円[アリスタ・木曽]
1956年に誕生以来愛されながらも閉店した『くろふね菓舗』の味をお菓子問屋が復活。バターと卵黄たっぷりのカステラ生地はやわらかで、口に入れるとラム酒がじゅわりと香る。

ラムドラ 1個 378円[梅月堂]
バターが香る自家製餡にラムレーズンを合わせ、手焼きの薄皮で包んだ鹿児島県日置市のどら焼き。レーズンからはマイヤーズのダークラムが芳醇に漂い出し、リッチな味わい。

ーTOPICSー おすそわけの心
「すそわけ」のていねい語である「おすそわけ」。 「すそ」とは着物の「裾」のことで、はしっこの部分であるところから、「つまらないもの、あまっているもの、重要でないもの」を指すといわれている。そんなものを他人にさしあげるのは失礼にあたるのではと思いきや、「気にせずもらってください」という、相手に気を遣わせない気持ちが込められている。
もらった側も、なにかの機会にお返しをすればOK。おすそわけは、あげる側も、もらう側も気負わず、ハッピーな気分になれる気軽なコミュニケーションなのだ。

中・左/おすそわけ袋にもポーチにもなる。ジッパーバッグM(非常食・国宝)横16cm×縦15.5cm 各6枚 各550円[ハイタイド]
※価格は全て税込みです