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おうちで地域の銘菓を楽しもう|室蘭銘菓「草太郎」と「千壽栗」

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遠出ができないから、北海道で人気のお菓子をポチった。

コロナウィルスの流行で、思うように遠出ができない今。自宅で日本各地の魅力を楽しむべく、ネット通販を使ったお取り寄せが、ちょっとしたマイブームになっています。

こうなる以前は考えもしなかったけど、遠く離れていても好きな町、気になる町を応援できる。しかも楽しみながら、と気が付いたのは、ここ数か月のことかもしれません。

今回取り寄せたのは、室蘭銘菓「草太郎」と「千壽栗」。

草太郎と千壽栗
今回注文したのは、草太郎×3/千壽栗×3で1,300円の詰め合わせ(税込・送料別)※送料は地域によって異なります。

今回取り寄せたのは、北海道出身の某人気漫画家が連載のなかで紹介していた、草太郎本舗(室蘭)の「草太郎」と「千壽栗」というお菓子。

北海道では一部スーパーや道の駅などで購入できる人気のお菓子で、道内に住む友人に聞いてみたところ、室蘭土産としていただく機会が多いそうです。

よもぎのいい香りがたまらない「草太郎」

よもぎ饅頭、草太郎

草太郎は、よもぎの色と香りが爽やかな饅頭。よもぎ餅やよもぎ団子は食べたことがあるけど、よもぎの饅頭ははじめて。見た感じはおおよそ蒸し饅頭といったところ。

中身は粒あん

なかを割ってみると、ふわふわ生地の中に、なめらかな粒あんがきゅっと詰まった2層構造。次によもぎの爽やかな匂いがフワ~っと立ち昇り、それを口に入れると香りが鼻にすーっと抜けていきます。

草太郎で使用しているよもぎは、若葉を手摘みしてすぐに下処理することで、本来の爽やかな香り、味、栄養、色までキープしているそう。

あんは甜菜糖で自然な甘さ。よもぎの香りに自然の甘みがきちんとマッチしていて、お土産によろこばれるのも納得です。

よもぎは3~5月が旬なので、季節的にも今がおすすめ。

甘みの一体感がすばらしい「千壽栗」

千壽栗

いわゆる栗饅頭。でも、茶色い部分に羊羹をコーティングしている点が珍しい。

栗が丸ごと一個入った千壽栗

割ってみると甘く煮た栗が丸ごと1個入っていて、中身も外身も贅沢な逸品です。

栗はしっかり甘いけど上品。まわりの白あんと甘さの塩梅が合っていて、外層・中層・中身が違和感なく調和しています。

ほんのりバターの香りもして、食後の満足感にも一役買ってくれています。

草太郎と併せて、定期的に取り寄せたくなるおいしさでした。

余談ですが…。

そのまま食べて十二分においしい草太郎ですが、

「凍らせてもおいしいかも……」

とっさに思いつき、1個だけ試しに冷凍庫へ。

一度しっかり凍らせたあと、1時間くらいかけて自然解凍。その後、封を切ってみると……。

凍らせて解凍した草太郎

氷や霜が表面に付くかと思ったら、凍らせる前とまったく変化なし。

餡子の部分は半冷凍状態に

割ってみるとあんが少し凍っているのがわかります。

食べてみると、生地は相変わらずやわらかく、よもぎの風味もしっかりキープ。

あんは、やわらかい「あずきバー」のような食感で、舌で溶ける分、少しだけ濃厚に感じられます。

暑い夏には、凍らせて味わうのもいいかもしれません。

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