山梨県の甲州味贈を沖縄県・石垣島産のウコンと共に醸した『甲府の発酵ウコン味噌』が2019年4月に発売された。これは、山梨県甲府市で味噌をつくり続けている『五味醤油』と、薬草文化を伝える食卓研究家であり『TABEL』の新田理恵さんがつくり上げた味噌。企画のきっかけは、新田さんが「あるカフェで食べたウコン味噌のお味噌汁が、感動するほどおいしかったから」だという。
新田さんは2014年より、薬草茶の商品を提案する伝統茶のブランド「{tabel}」を立ち上げ、その活動で知り合っていた沖縄の生産者がスーパーウコンの生産をしていたため、すぐに試作を開始。2年かけて、ウコンの濃度を変えた2種類の商品が完成した。その味わいは清涼感があり、滋味に富む。「ウコンの主要成分であるクルクミンは、油分と一緒に摂ると吸収率が上がるんです」と新田さん。大豆の油分と相性がよく、体にもいい逸品だ。お味噌汁はもちろん、おにぎりや麺類にもどうぞ。
\ここがオススメ/ 味噌は素材の力を取り入れるツール!
「薬草茶が苦手な人も、お味噌汁ならば幅広い人が飲むことができます」と新田さん。味噌は素材の力を取り入れるツールにもなる。
甲府の発酵ウコン味噌(普通、特濃)
甲府市で味噌をつくっている『五味醤油』と食卓研究家の新田理恵さんがつくり上げた、石垣島産のウコンと共に醸した味噌。味噌のコクや旨味にウコンの清涼感のある香りが加わっている。「普通(NORMAL)」と、ウコンを10倍の量にした「特濃(HARD)」の2種類。公式オンラインショップを中心に販売。●680円/普通200グラム、1198円/特濃200グラム({tabel} https://tabeljpn.stores.jp)