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銀魚でなんて魚?
答え:シラウオ
答えは「シラウオ」でした!銀魚はシラウオの異名です。ほかにも「白魚」、「鱠残魚」と書くこともあります。銀魚は全長5~10cmほどの魚で生きている時は透明な体をしており、死んでしまうと数時間で不透明な白い体に変化します。またメスはオスよりも大きい傾向にあります。
【シラウオ】春を感じる魚のひとつ。海水と淡水が混じる河口域や汽水湖、内湾で生活しています。各地から入荷していますが、仲卸店頭では写真の宍道湖産が目立ちました。味わいは上品で淡泊。天ぷらや吸い物、卵とじなどが定番。かつて東京湾はシラウオの一大産地でしたが、昭和30年代に絶滅しました。 pic.twitter.com/PBZbsYu127
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) January 17, 2022
島根県宍道湖の銀魚
宍道湖のシンボル的存在とも言われる銀魚。宍道湖の銀魚の産卵は2~4月頃で、幼魚のときには動物プランクトンなどを食べて成長します。現在は県庁所在地の都心中心部にありますが、昔は小さな船を浮かべ四つ手網で銀魚を採るのどかな風景が見れたそうですよ。
しらうおのかき揚げ
「しらうおのかき揚げ」は島根県の郷土料理のひとつです。銀魚は酢和えや卵とじなどで楽しむことも出来ますが、ふわっとした食感に仕上げたかき揚げはより銀魚のうま味を引き出すのだそう。銀魚は手のぬくもりで味が落ちると言われるため、洗う時はザルで洗うのが基本。かき揚げもバリエーション豊かで菜の花やたこのこといった旬の食材と一緒に揚げることもあります。生の銀魚は県内の一部のスーパーなどでも見かけることができますが、流通量の減少でおもに飲食店や料亭などに流通することが多いそうです。
今回は「銀魚」をご紹介しました!
参考:島根県(https://www.pref.shimane.lg.jp/)
参考:農林水産省(https://www.maff.go.jp/index.html)