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特集 | 続・道の駅入門

土地の形状を活かし、景勝地に待望の施設を。「道の駅雨晴」

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TOP写真:道の駅正面の景観は、富山県を代表する景勝地になっている。

2023年8月に「『道の駅』の第 59回登録」が行われ、全国にある道の駅の数は1209駅になりました。個性豊かな道の駅が続々と増える中で、編集部が注目したのは7つのテーマによる道の駅。「防災」「動物」「温泉・サウナ」「建築」「景観・ランドスケープ」「子ども」「チャレンジ」の視点から新旧織り交ぜて紹介していきます!

目次

道の駅雨晴[富山県・高岡市]

富山湾に面して立山連峰を望む、能登半島国定公園に指定された雨晴海岸。海岸近辺には飲食店や公共施設は少なく、景観を楽しみ、人の集まれる場所を求める声が観光客や地元住民から上がっていた。富山県高岡市がその声に応え、観光をさらに活性化させようと2018年にオープンしたのが、市内の雨晴海岸沿いにある『道の駅雨晴』だ。

市の道路整備課が会議を開き、地元住民、県内の大学教授などとコンセプトを決定。海岸に沿って通る国道415号線の拡幅工事と同時に開設準備を進めた。山と国道に挟まれた奥行きの少ない土地に、船を思わせる外観の道の駅が完成。2階、3階の両方に展望デッキを設け、カフェなどの海岸側はガラス張りとしたことで、景観が主役の施設になっている。

道の駅DATA 富山県高岡市太田24-74
https://michinoeki-amaharashi.jp

text by Rihei Hiraki & Aika Kunihiro

記事は雑誌ソトコト2023年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください

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