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ウェルビーイング

特集 | ソトコト・ウェルビーイング未来アワード2024

第2回「ソトコト・ウェルビーイング未来アワード2024」授賞式の様子をお伝えします!

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2024年7月24日(水)、東京・渋谷にて第2回「ソトコト・ウェルビーイング未来アワード2024」授賞式が開催されました。今回は『ソトコト』が取材した、ウェルビーイング=ご機嫌な社会をつくるために活動している企業・団体のなかから5社が選ばれ、表彰されました。授賞式では各企業・団体の代表者とプレゼンターの指出一正によるインタビュー形式でのやり取りが行われ、あらためてその活動内容が掘り下げられました。ここでは授賞式の模様をレポートします。

「ソトコト・ウェルビーイング未来アワード2024」の模様は、YouTubeで視聴できます。

ウェルビーイングな社会づくりに取り組む
5つの企業・団体がアワードを受賞。

授賞式のはじめに、本アワードの実行委員長である指出一正が登壇、「ウェルビーイング」とは身体的、社会的に良い状態であることという直訳に対し、それでは心を揺さぶらないと指摘。「ご機嫌」と意訳することで、柔らかくて平たく明るくできると話しました。またウェルビーイングは中長期的な幸せであり、それは一人では築くことができないもので、それを成し遂げている受賞企業の活動は人が集まる、チャーミングで格好のいいものだと、あらためてその活動を称揚しました。

株式会社 マツザワさま

『株式会社マツザワ』の森本康雄さん。

続いて授賞式では、まず『株式会社マツザワ』の森本康雄さんが登壇。トロフィーを授与されるとともに、自らが代表としてやってきたが、今回の賞は地域とそこの人たち全員で受賞したものだと喜びを語り、18年間続けてきた摘果リンゴを使ったお菓子づくりを振り返っていました。

株式会社 明治さま

『株式会社明治』の江原秀晃さん。

次には『株式会社明治』から江原秀晃さんが壇上へ。千葉県の流山市とともに、子育てがしやすい環境をつくるプロジェクトについて、今後も流山市の発信力や本アワードなどを通じて活動に共感してくれる人を増やしたいと展望を述べました。

株式会社 戸田酒店さま

『株式会社戸田酒店』の夏井宗矩さん。

続いては『株式会社戸田酒店』より夏井宗矩さんが登壇。『JA(農業協同組合)』と共同で、日本全国のローカルな農産物の魅力を広め、今回つくった賞味期限の長い冷凍納豆のようなさまざまな商品開発を続けていきたいと話しました。

認定NPO法人 サービスグラントさま

『認定NPO法人サービスグラント』の岡本祥公子さん。

4社目は『認定NPO法人サービスグラント』の岡本祥公子さんが登壇。たくさんの人が専門的なスキルを活かしたボランティアであるプロボノとして社会との関わりを持ち、集まることがウェルビーイングな世の中につながると語りました。

株式会社 GTC JAPANさま

『株式会社GTC JAPAN』の田中剛さん。

最後は『株式会社GTC JAPAN』より田中剛さんが登壇。屋久島でのクラフトジンづくりなどを通じて日本のまだ知られていない魅力を発信していくことの大切さを説きました。

授賞式のあとトークセッションを経て再度登壇した指出が、社会が変わるなかで自分やコミュニティをどうつくり、関わるかが大切であり、今後も多くの企業や団体とともに歩んでいきたいと総括を述べました。

鈴木康弘×指出一正トークセッション
積極的なコミットが生むウェルビーイングな状態。




授賞式ののち、指出(写真左)と『株式会社デジタルシフトウェーブ』の代表取締役社長・鈴木康弘さん(写真右)とのトークセッションが行われました。鈴木さんは受賞企業の方を見て、人との繋がりを持った明るさがあると語り、自身の専門分野であるDX(デジタルトランスフォーメーション)と、人との繋がりが生み出すウェルビーイングは一見相反するようで実現したいものは同じだと指摘。ウェルビーイングな取り組みの再現性を高めることにDXが役立てると、そのシナジーについて語りました。

両者はウェルビーイングについて「学園祭の準備」のようなものだと意気投合し、そこでは自然と人に役割が与えられ、社会との関わりが生まれていくと話し、そして、社会へ参加することの重要性について、「後方で腕組みして眺めているようではいけない。子どもを見習って、飛び込め、参加しろ」と真剣に訴え、当事者でいることがウェルビーイングな状態につながると、意見の一致を見ていました。

「ソトコト・ウェルビーイング未来アワード」への想いや期待、
そして展望を実行委員会メンバーも語る。



授賞式では、指出とともに実行委員を務める2名もコメントを発表。『株式会社メトロアドエージェンシー』の井上達也さんは、先の都知事選を例に小さな活動の波紋を大きなものにしていくことにアワードの意味があり、今後も広告を通じて社会に長期的な幸せをつくる手伝いをしていきたいと語りました。



『株式会社キャリタス』の石井伸明さんは自社の事業である新卒採用について、多様な働き方が生まれて採用の状況が過熱しているなかで、安心して働ける職場や信頼できる仲間づくりをサポートすることで、自身もウェルビーイングな社会づくりに協力していきたいと話しました。

photographs by Tomoki Hirokawa
text by Sotokoto

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