9年ぶりに福島の地で巨人の雄姿を見ることができます!2025年7月9日(水)、読売ジャイアンツが福島県営あづま球場で中日ドラゴンズと対戦。福島市のあづま総合運動公園で開催される1軍公式戦は、地域のファンにとって待ちに待った特別な一日です。ちょうど福島名産の桃が旬を迎える季節でもあり、野球観戦と合わせて福島の豊かな食文化も楽しめる絶好の機会となります。
東京オリンピックの舞台となった歴史ある球場
福島県営あづま球場は1986年に完成した東北地方屈指の野球場。2021年の東京オリンピックでは野球・ソフトボール競技の会場として使用され、日本代表がドミニカ共和国に逆転サヨナラ勝ちを収めた記念すべき舞台でもあります。収容人員3万人を誇る球場は、内野が全席セパレート席、外野が全面芝生という開放的な作りで、東北の豊かな自然に囲まれた美しい環境が魅力です。
巨人の福島での主催試合は2016年以来9年ぶり。過去には2013年に巨人対ヤクルト戦で巨人主催としては初開催となり、17,152人の観客を集めて6-2で巨人が勝利するなど、地域に根ざした特別な思い出を刻んできました。
桃の季節到来!福島の夏の味覚
7月は福島が誇る桃の最盛期。全国トップクラスの出荷量を誇る福島の桃は、「くだもの王国・福島」を代表する名産品です。特に福島市を中心に生産される「あかつき」は、福島市内の祭り「信夫三山暁参り」に由来する名前を持ち、国内生産の約半数を福島県が占める優秀な品種。甘くみずみずしく、ジューシーな味わいで全国のファンを魅了しています。
野球観戦の合間には、福島市内の約40ヶ所にある観光果樹園での桃狩り体験もおすすめ。朝露に濡れた新鮮な桃を直接手に取って味わう体験は、都市部では決して味わえない贅沢です。
円盤餃子から喜多方ラーメンまで!福島グルメの宝庫
福島には野球ファンが楽しめるユニークなご当地グルメが豊富。福島市名物の「円盤餃子」は、20〜30個の餃子をフライパンに円形に並べて焼き上げる独特のスタイルで、戦後に満州から引き揚げてきた人々によって考案された歴史ある料理です。パリッとした皮とジューシーな餡のバランスが絶妙で、ボリューム満点ながら野菜たっぷりで軽い食感が特徴です。
日本三大ラーメンの一つとして名高い「喜多方ラーメン」は、良質な味噌や醤油がスープの決め手。市内に120店舗以上が軒を連ね、醤油・塩・味噌と多彩な味わいを楽しめます。縮れ麺がスープにしっかり絡む独特の食感は、一度食べたら忘れられない味わいです。
地域の郷土料理で福島の文化を体験
会津地方の「こづゆ」は、正月や結婚式などおめでたい席で振る舞われる郷土料理。海産物の干物や山の幸がたっぷり入った醤油味の汁物で、福島の豊かな食文化を象徴する一品です。
「いかにんじん」は福島県で正月に欠かせない伝統料理。するめいかを漬け込むことで、いかの風味と旨みを味わえる松前漬けのルーツともいわれる料理です。地域の食文化を通じて、福島の歴史と伝統に触れることができます。
アクセス良好な立地で観光も満喫
あづま球場はJR福島駅から南西10キロのあづま総合運動公園内に位置し、アクセスも良好。同じ敷地内にはJリーグ「福島ユナイテッドFC」のホームスタジアム「とうほう・みんなのスタジアム」もあり、スポーツファンにとって魅力的な複合施設となっています。
福島駅周辺には多くの名店が集まっており、試合前後に福島グルメを堪能するのもおすすめ。特に円盤餃子の名店は駅周辺に集中しているため、野球観戦と合わせて「はしご餃子」を楽しむファンも多くいます。
地域とつながる特別な野球体験
チケットは一般販売で500円から7,500円の価格帯で、読売新聞オンラインチケットストア、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットで販売中。ネット裏ダイヤモンド席からリーズナブルな外野自由席まで、幅広い選択肢が用意されています。
9年ぶりの巨人軍福島遠征は、単なる野球観戦を超えて、福島の豊かな自然、美味しい食文化、温かい人々との出会いが待っている特別なイベントです。桃の香りが漂う夏の福島で、野球と地域の魅力を同時に楽しむ贅沢な一日を過ごしてみませんか?
試合概要
セントラル・リーグ公式戦
- 開催日:2025年7月9日(水)18:00開始
- 対戦カード:読売ジャイアンツ vs 中日ドラゴンズ
- 会場:福島県営あづま球場(福島県福島市佐原神事場1)
- アクセス:JR福島駅から車で約20分
- 詳細リンク:https://www.giants.jp/column/2025games/hukushima2025/