都心から電車・車でのアクセスもよい多摩地域。このエリアは東京の中でも特に自然が豊かな場所。緑濃い山に囲まれた中を滔々と流れる多摩川沿いには景勝地も多くキャンプや渓流釣りなどを楽しむ人が多く訪れています。大正から昭和にかけて青梅夜具地などの織物で知られた青梅、米軍横田基地脇でアメリカンカルチャーを感じさせるショップが建ち並ぶ福生、ココロとカラダの幸福をテーマにした文化&ショッピング&ダイニングゾーンのグリーンスプリングスが注目を集める立川など、さまざまな文化を感じられる場所もいろいろ。さあ、いっしょに多摩の魅力を探しに行きましょう!
※多摩モニターツアー募集は終了しました。
目次
御岳渓谷の大自然の中フィッシングにチャレンジ――奥多摩フィッシングセンター
御岳渓谷を流れる多摩川は、ルアーフィッシングやフライフィッシングでニジマスやヤマメが狙えるアングラーに人気の渓流エリア。奥多摩フィッシングセンターではそうした上級者はもちろん、初心者でも渓流釣りが楽しめるエサ釣り場を用意しています。しかも釣り上げた魚はスタッフが捌いて竹串に刺してくれます。美しい渓谷景観の中、バーベキューエリアで自分で釣った魚を焼いて食べれば、その味もひとしお!
森と渓谷を楽しめるくつろぎスポット――清流ガーデン 澤乃井園
多摩の銘酒・澤乃井で知られる小澤酒造(創業元禄15年)。御岳渓谷沿いの敷地に美しい庭園と東屋、売店等をもち、軽食処、カフェ「雫」、豆腐レストラン「豆らく」、豆腐湯葉会席「ままごと屋」といったレストランもあります。小澤酒造での酒蔵見学も開催しています。
また澤乃井園から御岳駅方面へはハイキングコースもあります。澤乃井園から吊り橋「楓橋」をわたった先には寒山寺があり、誰でもつける鐘があります。願いを込めてひとつきするのもいい思い出です。
由緒あるまんじゅう屋さんでちょっと一息――へそまんじゅう総本舗
JR青梅線日向和田駅近くにある、通称「へそまん」のお店。北海道産小豆を使った薄皮粒あんのおまんじゅうで、その場でできたてほかほかが食べられます。永禄6年に北条氏照を支えた滝山十人衆が、合戦の際に腹巻きに包んでいたまんじゅうが由来となっているとか。
青梅織物の伝統を感じながら美味しい食事を―― dining & gallery 繭蔵
青梅はかつて織物の町として知られていました。特に江戸時代から織られていたという、経糸に絹と綿、緯糸に綿が使われたしま模様の着物「青梅縞」や、大正後期から庶民の必需品となった綿織物「青梅夜具地」は有名です。大正~昭和の青梅織物工業組合があった地区は、今、当時に建物をリノベーションした「ORIC(織区)123」として注目を集める場所。なかでもかつての旧織物発券倉庫で、大谷石造りの蔵をカフェレストランとして改装したのが繭蔵。建物の重厚な雰囲気、当時の面影をしっかりと残した店内、そして季節の野菜を中心に素材の味を活かした身体に優しい料理……ダイニングタイムをすてきに楽しめる場所なのです。
1秒タオルをお得にゲット――Hotmanファクトリーショップ
シェニール織りはドイツの伝統織物で、裏表ともに同じ柄・色になるのが特徴。その代表ブランドがフェイラーです。Hotmanはもともとは、明治元年創業の絹織物製造会社。 1985年にドイツの老舗シェニール織企業アルパローの技術・設備をすべて移転し、ホットマンシェニールを織り上げています。ファクトリーショップでは、その織りの工程を今でも見ることができます。またHotmanはタオル製造においても革新的な技術をもっていて、日本の一般的タオルの60倍速く吸水できる1秒タオルを開発しています。デパートなどで高額で売られている1秒タオルですが、ファクトリーショップでなら手頃な価格で手に入れることもできます。
青梅ブルーの染め物体験ができる――藍染工房 壺草苑
青梅夜具地の染めの礎を築いた大正8年創業の村田染工が、昔ながらの藍染めの復活を目指して立ち上げた工房。化学薬品を一切使わない天然由来の千両を使った藍染めは青梅ブルーとも呼ばれています。染め上がった美しい商品の数々はどれも見事で、いろいろ手に入れたくなってしまうほど。またここでは1~2時間の染め物体験コースも開催しています。
国道16号沿いに並ぶアメリカンスタイルショップ――福生ベースサイド・ストリート
沖縄以外では日本最大となるアメリカ空軍基地が米軍横田基地。広大な敷地をもつ基地に沿って通る国道16号線は、福生ベースサイド・ストリートと名付けられています。通り沿いにはアメリカンな古着屋、アンティークショップ、雑貨屋から、ギャラリー、カフェ、アイスクリームテンまでさまざまなお店が並んでいます。
ココロとカラダを健やかにするWell-being Town――立川グリーンスプリングス
昭和記念公園脇に2020年、心身とも健康的で心地よいWell-beingをコンセプトにオープン。都市と緑地が接する立地を「町の縁側」にたとえ、シームレスに建物と環境がつながるよう空間をデザインしています。音楽イベントなどが開催される多機能ホール「TACHIKAWA STAGE GARDEN」、屋外そこかしこに設置されたパブリックアート、さまざまな企画展が開催される「PLAY! MUSEUM」、子供のプレイパーク「PLAY!PLAY!」……さらにこだわりのカフェやレストラン、スパ、フラワーショップ、そして屋上インフィニティプールが有名なソラノホテルなど、ここに立ち寄り、時間を過ごすだけでリラックスできるはずです。
現地訪問したいファミリー募集
■8月5日(金)に
今回、ご紹介した、多摩の自然と文化に触れたい方、移住・定住先を探している読者を募集します。
ご夫婦やお子さんがいらっしゃるママやパパ、夏の多摩に行ってみませんか?! (参加無料)
※今回の多摩訪問は、ご紹介したスポットの一部の訪問となります。
※訪問箇所での写真は、ソトコト誌面やHPで使わせていただきます。(ご了承いただいた方のみのご参加となります)
※日帰りで実施(新宿08:30スタート、18時頃帰着予定)
※募集家族は3家族を予定しています。(ご夫婦、又はお子様とご両親)
※ご応募多数の場合、弊社で決めさせていただきますのでご了承ください。
(ご参加いただけない場合、ご返信はいたしません)
※ご紹介の数か所に訪問致しますが、渓流での釣り体験を予定しています。(お子様可)
※コロナ禍の状況により日程変更の可能性がありますのであらかじめご了承下さい。
※お問い合わせ先;ソトコト・プラネット 広告部 多摩担当
応募締め切り:2022年7月28日(木)