目次
「半片」なんと読む?
はんへん?
はんかた?
白かったり、黒かったりするあの食べ物な~んだ?
はんかた?
白かったり、黒かったりするあの食べ物な~んだ?
気になる答えは・・・
答え:はんぺん
正解は「はんぺん」でした!半片とは、魚のすり身を使った練りもののこと。もともとは地域色の強い食べ物でしたが戦後、食品メーカーの紀文食品によって全国的に白い半片が定着していきました。江戸時代後期の事物や風俗を説明した『守貞謾稿』に魚場で半片を作っている様子が記されていることから、江戸時代後期には半片が食べられていたと考えてられています。
半片の由来
駿府にいた膳部半平という人が半片を作り、はんぺい→はんぺんとなっただとか、形が四角、半円状といった形から呼ばれるようになったなどさまざまな説があるが、はっきりとは分かっていません。
黒半片
地域色の強い食べ物である半片。日本全国には様々な半片が作られていますが、静岡県の「黒半片」もそのひとつ。黒半片はイワシやサバなどの青魚を原料として魚を丸ごとすりつぶすことからザラザラした口当たりが特徴です。黒半片は静岡おでんの具材、煮物や焼き物、フライなど調理方法はバリエーション豊かで、とくに「黒半片フライ」は子どもから大人まで人気の総菜として家庭で作られるほか、スーパーなどでも販売されています。
黒はんぺんフライを手に入れた pic.twitter.com/2uR5aZRXPk
— まーさん@どんまい🐨🐼🍚☕ (@48masan48) July 17, 2022
今回は、半片をご紹介しました。白半片や黒半片のほかにも日本全国にはさまざまな半片があります。皆さんのメジャーな半片は、どんな半片ですか?
参考:うちの郷土料理(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html)