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(ま)のよもやま話 〜講談編〜

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こんにちは、ソトコト編集部の井上(ま)です。暑い日が続きますね……くれぐれもご自愛ください。

さて、今日のテーマは「講談」。
友人の誘いで、人生初の講談を楽しんできました。

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講談の会場「お江戸日本橋亭」。日本橋のシュッとした街並みのすぐ近くにあります。

講談とは落語に似た伝統芸能で、演者が小さな机の前に座り、張り扇を使いながら主に歴史にちなんだ読み物を読み上げていくもの。
講談も落語も耳で楽しみますが、当日の演者によると「ざっくりいうと落語は他人のドジなエピソードを面白おかしく語るもの、講談は他人の素敵なエピソードを語るもの」だそうです。そのため講談の演者さんは褒め上手になるのだとか。

当日のエピソードは、豊臣秀吉や杉原千畝など歴史上の有名人物から、香典泥棒など市井の人の話まで多岐にわたりました。
なにより話のリズムが心地よく、歴史に詳しくなくても十分楽しめます。そして話の合間で叩かれる張り扇のパチン!という音で、シャキッと背筋が伸びるような感覚に。これは癖になりそう……
観覧席には20〜30代と思われる若い方もちらほら見受けられ、ちゃんとソーシャルディスタンスを保ちながら楽しんでいました。

花火やお祭り、夏フェスなどのエンタメが限られている昨今。
この機会に日本の伝統芸能に目を向けてみるのもいいかもしれません。

それでは今日はこの辺で!

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