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雑草だらけの荒地が生まれ変わる!?岡山大学が“耕作放棄地”をAIで救う!

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荒れ果てた土地が、豊かな農地に生まれ変わるかもしれないーーそんなプロジェクトが、岡山大学で始動しました。AIや画像認識技術を駆使して、無農薬・無施肥で耕作放棄地を再生する協生農法を取り入れ、持続可能な農業と豊かな生物多様性の実現を図る取り組みは、日本の里山の未来を変えていくかもしれません。

目次

岡山大学が「協生農法プロジェクト」を始動! 耕作放棄地の再生へ

岡山大学は、6月26日に地域共創型取り組み「協生農法プロジェクト」を始動しました。これは、内閣府の「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環として行われるもので、放置された耕作放棄地を再生し、自然と共生する地域づくりを目指す画期的なプロジェクトです。日本の里山が抱える大きな課題に、大学が最先端の知見を生かして挑んでいます。

無耕起・無施肥・無農薬! 自然の力で多様な生態系を構築

協生農法とは、「無耕起・無施肥・無農薬」を原則とし、自然の力を最大限に活かして多様な植物が共存する生態系を構築・管理する農法です。土を耕さず、肥料や農薬も使わないため、環境への負荷が極めて低いのが特徴。生物多様性を豊かにしながら、持続可能な農業を実現します。

岡山大学では、農学部、工学部、経済学部、資源植物科学研究所の学生・教職員など、分野を越えた約20人の多様なメンバーが参加し、知恵を出し合っています。

農業×テクノロジー! 生成AIで雑草まで識別する時代へ

本プロジェクトでは、伝統的な農法に最先端のテクノロジーを融合させており、今後は生成AI(人工知能)や画像認識技術を活用したアプリ開発も視野に入れているとのこと。土壌や地域特性に応じた最適な作物の組み合わせを提案したり、有用な野生植物を識別したりすることで、より効率的で環境に優しい農業モデルの構築を目指しているそうです。

地域企業と連携! 産学連携で地域課題を解決

岡山大学はこのプロジェクトを通じて、地域企業と連携し、実証フィールドの拡張やICT機器の活用、データ分析を通じて、産学連携による地域課題解決の新たなモデルづくりにも挑戦していく予定とのこと。大学が研究成果を地域社会に還元し、持続可能な環境を創出する実践的な学びの場を育むという動きに、今後も注目です!

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