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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『NATURE STUDIO』・ 村上豪英さんが選ぶ 「プレイスメイキングを楽しむ本5冊」

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目次

1. グリーンネイバーフッド ─米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた

ポートランドをどんな人が、どんなふうにつくっていったか。ホテルや道路など一つひとつの「プレイス」にフォーカスしながら、まちが再生していく過程を描いています。「いいまち」をつくることは実現可能な夢だと感じさせられました。
 (142540)

著者:吹田良平
出版社:繊研新聞社

2. まちづくり構造改革 ─地域経済構造をデザインする

地域が持続的に発展するには、地域の経済構造を知る必要があり、そのためには「産業連関表」を理解することが大切だと教えられました。表からは、たとえばこの地域は金融系や出版系が弱いとわかり、それをどう補うかを考えていきます。
 (142541)

著者:中村良平
出版社:日本加除出版

3. 誰が世界を変えるのか ─ソーシャルイノベーションはここから始まる

大勢の人から「リスキーだ」と、やろうとしていることを疑問視されると不安になりがちですが、そんなときに背中を押してくれる本です。社会が変わろうとする瞬間をつかむ大事さや、それをどんどん進めていく勇気の大切さに気づかされます。
 (142542)

著者:フランシス・ウェストリーほか、東出顕子(訳)
出版社:英知出版

4. スタンフォードの脳外科医が教わった 人生の扉を開く最強のマジック

僕は、その場にいるみんなが「心を開いている」と感じる瞬間が好きです。心を開く場をつくるには、まず自分の心が開かれていることが必要です。この本には、瞑想など心を落ち着かせ、オープンな状態にする「マジック」が書かれています。
 (142539)

著者:ジェームズ・ドゥティ、関 美和(訳)
出版社:プレジデント社

5. あなたには夢がある ─小さなアトリエから始まったスラム街の奇跡

アメリカの貧しい家庭に生まれた著者が、地域の学校を改装し、貧困に苦しむ人たちがアート教育や職業訓練を行えるアトリエにつくり替えていく物語。プレイスメイキングの実践者として共感するところも多く、読むと自信が湧いてきます。
 (142543)

著者:ビル・ストリックランド、駒崎弘樹(訳)
出版社:英知出版
photographs by Hiroshi Takaoka  text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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