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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

「TINY STAND」代表/『REIVER』代表・鈴木智博さんの選書

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(左から)1. マーケットでまちを変える ─人が集まる公共空間のつくり方 / 2. これからの「社会の変え方」を、 探しにいこう。 ─スタンフォード・ソーシャルイノベーション・ レビュー ベストセレクション10
目次

1. マーケットでまちを変える ─人が集まる公共空間のつくり方

マーケットがもつ価値や都市への効果、実際に運営する際のノウハウまで網羅している一冊。マーケットをこれから始めようという方や、すでにプレイスメイキングをしている実践者の方に読んでいただきたいですね。
著者:鈴木美央
出版社:学芸出版社

2. これからの「社会の変え方」を、 探しにいこう。 ─スタンフォード・ソーシャルイノベーション・ レビュー ベストセレクション10

ソーシャルビジネスとはそもそも何かというところから、具体的な事例やアイデア、方法論までを紹介しています。「TINY STAND」を運営していくなかで大切にしているマインドセットを助けてくれる本です。
著者:SSIR Japan(編)
出版社:SSIR Japan

3. まちづくり:デッドライン ─生きる場所を守り抜くための教科書

きれいな話だけじゃなく、利益や経費のかけ方など現場主義で嘘のないまちづくりのあり方がわかります。ビジネス寄りの本ですが、著者の二人による対話形式で書かれていて読みやすくなっています。
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著者:木下斉、広瀬郁
出版社:日経BP社

4. 人間の街 ─公共空間のデザイン

多様なアクティビティが都市にはあるが、その出発点は歩行だと書かれていて、心に響きました。この本を読み、空き地や街路など建築ではない部分のデザインが、最も重要なのかもしれないと思うようになりました。
 (149588)

著者:ヤン・ゲール、北原理雄(訳)
出版社:鹿島出版会

5. 都市をたたむ ─人口減少時代をデザインする都市計画

人口減少社会によって都市に空き地が増えていくことをネガティブに捉えず、空き地の使い方の可能性を考えるきっかけを与えてくれる本。僕はマーケットやイベントが解決法のひとつになるのではないかと思っています。
 (149589)

著者:饗庭伸
出版社:花伝社
photographs by Hiroshi Takaoka & Yuichi Maruya text by Ikumi Tsubone

記事は雑誌ソトコト2022年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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