ANAの新しいショッピングサイト「ANA Mall」が2023年1月31日に開店!多彩な商品カテゴリーを扱うショップで日常の買い物を楽しみながら、お得なマイルを貯めて特典航空券に交換すれば、非日常の空の旅が満喫できる。生活を潤すアイテムから地方の産物まで、「ANA Mall」で心豊かな買い物を。
多彩な商品カテゴリーで、 日常生活を楽しく、豊かに。
ANAグループではこれまでも、「ANAマイレージモール」「ANAショッピング A‐style」「ANAのふるさと納税」「WA+YO」などECサイトを展開してきた。それら既存のECサイトのうち「ANAマイレージモール」以外のサイトを集約していき、多種多様な業態のECサイトが出店するショッピングサイトとして運営されるのが「ANA Mall」だ。ユーザーはスーパーアプリを目指す「ANAマイレージクラブアプリ」から「ANA Mall」に入ることで、日常の買い物を楽しく、便利に行うことができる。食料品、化粧品、家電など日常生活に役立つアイテムを販売するショップが軒を連ね、高級食材や地方の産物を扱うショップも出店している。
「ANA Mall」のコンセプトは、「日常と非日常をつなげるモール」。その意味を、『ANA X』EC事業推進部の平山剛生さんはこう話す。「買い物をするとポイントが付き、貯めたポイントでまた買い物をする”ポイ活”が盛んですが、『ANA Mall』はそれ以上に、マイルを貯めると特典航空券と交換できるという大きなメリットがあります。次の消費のためのポイント獲得に留まらず、日常の買い物を楽しみ、暮らしを豊かに彩りながら、マイルを貯め、空の旅という非日常の世界につなげることができるのです」。
また商品のなかには、フェアトレードや環境負荷の少ないもの、フードロスの解決に寄与するもの、ストーリーのあるものなども取りそろえ、買い物でも持続可能な社会に貢献したいと望むユーザーの想いやライフスタイルに応えられるラインナップも意識していくようだ。平山さんは、「よりよい社会や、誰かのためになるモノやコトが、自分の心の豊かさにつながる世の中にどんどんなってきていると感じています。ご出張やご旅行で貯まったマイルの素敵な使い道として、”三方よし”のお買い物にぜひお使いいただきたいです」と呼びかける。訪れたことがない地域の産物を旅気分で購入するうちに行ってみたくなり、貯まったマイルを特典航空券に交換してその地域を訪れるというのも、まさに日常と非日常がつながる買い物。「『ANA Mall』はモノが集まるだけでなく、ヒトの思い入れのある場所にできればと考えています。ユーザーの皆様や出店パートナーの皆様のご期待に応えながら、共によりよい場をつくっていければうれしいです」。
ANA Mall
「ANA Mall」は、地域を訪れる扉にもなる。
「『LivingAnywhere Commons』という、住居をシェアしながらコミュニティを形成する共同生活の仕組みがあり、それを利用していました。月額サブスクリプションで全国の拠点に滞在できるので、各拠点を巡っていました。最終的には23拠点に滞在し、立ち上げたばかりの会社『株式会社 midnight sun』の仕事もリモートワークで行っていました」と角田さんは振り返る。
拠点間の移動手段は新幹線、車、そして飛行機と、移動距離や利便性によって使い分けていたそうだ。「飛行機が好きなので、たとえば東京から香川県や福岡県など遠方へ向かうときはよくANAを利用しました」。飛行機での移動も多かったため、貯まったマイルを何度も特典航空券に交換していた。普段から買い物の決済にはANAカードを使っているので、さらにマイルが貯まり、日本全国への移動の助けになっていたという。
「多拠点生活ではいろいろな地域を訪れました。中山間地域にある拠点では近くにお店が少ないため、数日間の生活でさえ不便に感じることがあります。そういうときは、ECサイトで食品や日用品、本などを購入しました。イヤホンとかも。よくなくすんですよ、僕」と苦笑いする角田さん。「『ANA Mall』もそんな日常的な買い物ができ、便利そうですね。ぜひ利用したいです」。
現在、多拠点生活に一区切りつけ、石巻市にほぼ定住している角田さん。中小企業の経営コンサルタントとして地域を応援している。「たとえば、石巻の自然の素材を使ってアクセサリーを創作するショップの経営コンサルティングも担当しています。販路を拡大するためにECサイトを活用したりすることも大事ですが、できるなら実際に地域のショップを訪れていただき、作品を手に取り、店主と作品や地域について話しながら買い物を楽しんでほしいです。そんなふうに、地域の産物も扱う『ANA Mall』は地域を訪れるきっかけにもなりそうです」と話す。
今でも月に数日間は多拠点生活時代に知り合った仲間に会いに、全国の拠点へ向けて旅する角田さん。訪れた先々で仕事をしたり、ネットワークを広げたり、自在な働き方や生き方を実践している。「僕にとって旅は、もう一つの自分の居場所を見つけるものでもあります。仲間と交流することで、その地域のことを学んだり、新しい自分を発見したりしています」。
地域を知り、人生を豊かにする旅へ。「ANA Mall」で買い物を楽しむことで、そんな新しい世界を開けそうだ。
EC事業推進部の平山剛生(たけお)さんと松橋笑美花(えみか)さん。